「場当たり」と「ゲネプロ」:舞台撮影 | ZEL's:写真とジオラマとプラネタリウム

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趣味は写真、プラネタリウム巡り、科学施設巡り、ジオラマ初心者、フィギュアスケート観戦、かつてはゲーム音楽の作曲も。
2021/8月にこのブログを開設。

舞台スチル撮影ですが、お客さんが入っているときにはもちろん撮影できません。

お客さんが入っていないときに撮影するしかありません。

それはどんなときかというと、「ゲネプロ」、つまり最終の通し稽古、最終リハーサルです。

「ゲネ」とも言われます。

「ゲネプロ」では、本番と全く同じ衣装、照明、セット、音楽で行われます。

(ゲネプロ後に調整して変えることはあります)

観客がいないので、観客席の自由な位置から撮影可能です。

 

「ゲネプロ」の前には、「場当たり」が行われます。

これは照明や音響、大道具・小道具の確認で行われるリハーサル。

すべてのシーンをリハーサルするわけではありませんが、ある程度の場面を見られるので、撮影のリハーサルにもなり、助かります。

この「場当たり」で構図や撮影ポイントを決めておいて、「ゲネプロ」での撮影に臨みます。

 

「場当たり」を撮った撮影の例です。

 

 

 

 

 

 

「場当たり」は基本的には演技の確認ではないので、衣装などはまだ着ていない状態です。

でも照明や立ち位置は本番と同じなので、非常に参考になります。