6月11日・演劇女子部「続11人いる」初日in 京都劇場 | けいていのブログ

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仕事のことを思いつくままに綴ります。

 

JR京都駅の中央改札を出て、右を向けば、もう劇場の入口看板が見える。
昨日は昼公演開場の1時間前の13時半に会場に着き、グッズ列に並んだが、
14時過ぎには当初の目当てのグッズを購入。
でも、グッズ列・ホール入口へ上るエスカレーターが止められており、
止まっているエスカレーターを歩いて上ったが、あんなに気持ち悪いものだっけ?

 

で、今回の公演はEAST/WESTの2パターンで、Wキャスト。
しかも、我らジャンヌのように、きっちり対になっているわけでなく、
シャッフルされており、観る前はキャストを把握しようとしても大混乱。
パンフレットの相関図も開演前に眺めていたが、やはり整理できず。
そのまま、本編突入したが、ストーリー自体は単純明快で、分かりやすい勧善懲悪もので
原作を知らなくても、充分に楽しむことができた。

昼のEAST公演、私の席は1階N列中央ブロックの14列目。
夜のWEST公演は、1階Z列右ブロックで最後列。
夜公演は遠すぎるので仕方ないが、昼公演でさえ、バックで踊ったりする
その他大勢役の子は誰が誰やら分からない状態だった。
はるなんもメインの役以外に何ヶ所か出ていたらしいが、確認できず。


さて、内容については、相関図を見ながら各個人ごとに感想を述べていきたいと思う。
まず、香音が抜けて11人となったモーニング娘。’16に合わせて、11人いる!と
思っていたが、大もとの「11人いる!」から引き続き出演のキャラクターは
タダ、フロル、フォースにバセスカだけで、教官役の石頭を11人目とすると、
5人のみで、あとの6人は全く出てこない・物語に関係ないことを触れておく。
11人いる!と続11人いるは全く別の物語として観てもいいかもしれない。

 

主役のタダとフロル、そして、オナ以外は、きっちり色分けされている。
昼のEASTでは、東がグリーンで、西がレッド、
夜のWESTでは、東がレッドで、西がグリーンを基調の衣装。

 
譜久村聖 昼:東のバセスカ王(♂)/夜:東の神官オナ(♀)
(写真は昼のバセスカ王)
*フクちゃんは、すっかり演劇では「王」の貫禄がついている。
昼公演では、物語の中盤の主役といってもいいバセスカ王を凛々しく、
そして、激しく、気品高く演じていた。
夜はその王に想いを寄せる神官役。歌としなやかなダンスが良かった。

 
生田衣梨奈 昼:連邦諜報部員レッド(♂)/夜:宇宙大学教官石頭(♂)
(写真は昼の諜報部員レッド)
*えりぽんの演じたレッドも石頭もかなりかっこいい役割。
特に昼公演のレッド。登場した瞬間、舞台が引き締まる感じがした。
そして、私は、思わず「セ、セフィロス・・・」と呟いてしまった。
髪の色は違うけど、ファイナルファンタジーⅦの人気悪役キャラを
想起してしまうほど、レッドはかっこよかった。
大きな剣を振り回す殺陣も見事だったし、
えりぽんの十八番のバック転もしっかり取り入れられていた。

 
飯窪春菜 昼:宇宙大学教官アテナイ(♀)/夜:西のフォースの叔父ローン(♂)
(写真は昼の教官アテナイ)
*はるなんの舞台を観るのは、ごがくゆう以来3年ぶり。
確かに中心となる役柄ではなかったが、はるなんの演技を生で見られただけで満足!
アテナイ教官は超能力のイリュージョン担当で最初に見せ場があったけど、
もうちょっと出番があってもよかったよなあ。
 
 
石田亜佑美 昼:主役タダ(♂)/夜:西のフォース(♂)
(写真は昼のタダ)
*あゆみんは昼夜とも主役を担うポジション。
タダも上手くはまっていたと思うし、物語の中盤にバセスカと共にメインを努める
フォースも上手かった。去年のサクラ姫と真逆の役割を見事に演じていた。
 
 
佐藤優樹 昼:東の愚兄トマノ(♂)/夜:東のバセスカ王(♂)
(写真は夜のバセスカ王)
*まーちゃんが昼と夜で一番ギャップ・落差のある役割だったお思う。
共に東の王族だが、トマノは昼間から酔っぱらっている愚兄で、最後まで締まらない役。
片や主役とも言っていいバセスカ王・・・
昼にフクちゃんの品のある王族を見せつけられて、夜のまーちゃんは大丈夫だろうか?と
思ったが、まーちゃんも完璧な「王」であった。
当たり前と言えば当たり前だが、セリフも声の出し方も、演技も完璧で、
普段のまーちゃんとは全くの別人であり、昼の愚兄とも全く違う。
EAST→WESTの順で見て、まーちゃんのギャップを楽しむのもいいだろう。

 
  工藤遥 昼:主役フロル(♂♀?)/夜:主役タダ(♂)
(写真は夜のタダ)
*すっかり「座長」の貫禄を有していたくどぅ。
昼夜とも主役を裏表できっちり演じていたが、昼のフロルは「女役」ということで、
ちょっと違和感が。(笑)その分、タダはあゆみんより上背があるし、さすが!はまっていた。

 
小田さくら 昼:西のフォース(♂)/夜:主役フロル(♂♀?)
(写真は夜のフロル)
*小田ちゃんは可愛い女の子役がはまる。勿論、昼のフォースの鬼気迫る苦悩する
役柄もよかったけど、昼のくどぅのフロルを見た後だけに、小田ちゃんのフロルの
茶目っ気たっぷりのはしゃぎようが、可愛らしくても、思わず笑みが溢れてしまう。
でも、昼の部の最後の挨拶に指名された小田ちゃんだったが「ホントに大変で」と
初日からいきなり涙ぐんでしまうシーンがあった。
くどぅからは「まだ千秋楽じゃないよ」とツッこまれていたが、
稽古の時間も少なく、充分でないままに初日を迎えてしまい、不安が大きかったが、
無事に初演が終わったことでホッとしたのであろう。いい涙だった。

また、夜の部では、タダ=くどぅ/フロル=さくら/バセスカ=まーちゃん/
フォース=あゆみんと主役級を10期11期で演じているのを観ていて、
はるなんが大切に育んできた10期11期が芯を努めている、いいなあ・・・と
思ってしまい、柄にもなく感慨に耽ってしまった。(笑)

 
尾形春水 昼:西のフォースの叔父ローン(♂)/夜:東の愚兄トマノ(♂)
(写真は、どっちだ?昼夜とも赤チームだったし。→夜のトマノだね。)
*まーちゃんの演じた愚兄を夜ははーちんがはーちんらしく軽快に演じていた。
でも、昼はフォースの叔父さんには見えなかったぞ。(苦笑)

 
野中美希 昼:西のフォース妹チュチュ(♀)/夜:東の王の配下アマン(♂)
(写真は昼のチュチュ)
*この子は昼と夜で役柄にかなりの差があった。
昼はフォースの妹のチュチュで、見せ場もたっぷりあるのだが、
夜の役は、ほとんど目立たないし、ソロで歌うシーンもない。
でも、チュチュの決意を持って立ち上がる場面など、この子の確かな成長を感じた。

 
牧野真莉愛 昼:東の神官オナ(♀)/夜:西のフォースの妹チュチュ(♀)
(写真は夜のチュチュ)
*チュチュはまりあちぇる両方ともすごく良かったねえ。
ちぇるは内に決意を秘め、まりあは決意を露わにして、復讐へ向かう・・・
そして、意外なハッピーエンドへ。(笑)
また、昼のオナは、まりあがまだその重要な役柄を制御しきれてないように感じた。
押さえて歌う歌や押さえて言うセリフが、元気のよさに押さえきれてないようで、
まだもう少し場数を踏まないといけないなと思う。
勿論、千秋楽近くでは、まりあのオナに唸らせてもらえるだろうと信じている。

 
羽賀朱音 昼:宇宙大学教官石頭(♂)/夜:東の大臣腹心ドゥマー(♂)
(写真は夜のドゥマー(カツラなし(笑))
*オリジナルキャラらしい石頭教官だが、この役柄はかっこよかったねえ。
生徒を守るために他国の要求をはねつける様子など、熟成した大人に見えた。
あかねちんは、低い迫力ある声の出し方などかなり研究しているんだろうな。


以上が娘。メンについてだが、客演のつばきファクトリーについても。

山岸理子 夜:宇宙大学教官アテナイ(♀)
岸本ゆめの 夜:連邦諜報部員レッド(♂)
小片リサ 昼:東の大臣腹心ドゥマー(♂)
浅倉樹々 昼:東の王の配下アマン(♂)

*はるなん、えりぽんが昼演じた役及び、ちぇる、あかねちんが夜演じた役をやり、
その他大勢の軍人や市民を演じていたのであろう。
でも、この中では、やはり「レッドきしもん」がかっこよかったねえ。
前作で男役を演じただけあって、背も高くスタイルがいいだけあって、
えりぽんのレッドと全く遜色なかった。確かにバック転はなかったが、
むしろ、セリフ回しはきしもんの方が良かったと思う。
あと、表情はよく見えなかったので、DVD発売を待ちたいと思う。
また、夜の部の挨拶で指名されたきしもんは噛みながらも懸命に感謝の言葉を。

 

終演後は、公演チケット見せればワンドリンクサービスという劇場下の
がんこ寿司でプチ打ち上げを。大阪のお仲間と今回の舞台について色々語って、
日付が変わる頃に帰宅~。


3年振りに生で観た娘。の舞台だったが、やはり、娘。の舞台にはずれなし!
また観たい、もっと近くで観たいと思うのはいつものこと。
でも、今日日曜も京都劇場で2日目が挙行されたが、私は参戦せず。
引き続き、東京公演があるけど、バスツアーがあるから、さすがに行けない。
この舞台、もう観れないのかなあ・・・

ん?千秋楽が6月26日(日)で、しましまバスツアーの二日目かあ・・・
かぶってるから行けないなあ・・・
ん?24日(金)は19時からEAST公演。
お、その日、午後半休を取って、東京前乗りすれば、観に行ける!!!
ということで、24日の池袋サンシャイン劇場のEAST公演参戦します!(笑)