【これからのアカペラその1】~Pentatonix見てきたよ | アカペラひとすじ!ボイパはつらいよ

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ボイスパーカッショニスト、つるのBlog。
アカペラの役立つ情報や作品紹介、音楽の話やレコーディングの話、活動報告など、ミュージシャン兼制作マンの毎日をつづっていきたいと思います!

先日、サマーソニック大阪に参戦してきまして、生でPentatonixを見てきました。



ミーハー心満点でほぼ最前列で聴いてきたのですが…
今になって考えると、最前列はスピーカーの指向性の正面ではなかったので、本来の音が聴けなかったのでは?と、少し反省してます(笑)



まぁそれでも今世界で一番ブレイクしてるといってもいいアカペラグループの音を生で聴き、ファンの熱を肌で感じられたことは、いい勉強になりました!

…授業料13000円も、そんなに高くない?!(笑)



サマソニではPTX以外にも多くのアーティストさんたちを見てきました。
…で、感じたこと。

【これからのアカペラはどーなっていく?】


PTXの世界的ブレイクはなぜ起こったのかを、これからのアカペラはどうなっていくか?どうなっていくべきかを踏まえて考えてみたわけです。



今もっともポピュラーなのは、クラシカルなオールドスタイルのアカペラ…いわゆるドゥーワップアカペラや合唱スタイルに、ベース楽器としてリズムも刻むベースボーカル、そして口で打楽器を表現するボイスパーカッションが加わって確立された『コンテンポラリーアカペラ』のスタイル。

かの有名なロッカペラなどが確立し、音楽性もよりポップなものへとなっていきました。

ハモネプが流行ったのも手伝って、このコンテンポラリーアカペラスタイルが今の日本の主流になっています。
皆さんが【アカペラ】と聞いて、すぐに連想できるサウンドと編成は、きっとこれだと思います。



日本的にも世界的にも、ひと昔…といってもたった10年ほどですが、ひと昔前とは比べものにならないくらい、アカペラは世間一般に認知される音楽になりました。
プレイヤー人口も増え、プロアマとわずアカペラグループは星の数ほどいます

PTXは技巧派、実力派…と言われていますが、世界的に見たら、PTXレベルに技術や演奏力が高いグループなんて、ゴマンといます。
そんな中でなぜPTXがあんなにブレイクできたのか?

その理由とは…
その2へ続きます☆
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