がんセンター | いそもと桂太郎 オフィシャルブログ「The Daily いそもと」Powered by Ameba

がんセンター

磯本議員の元でインターン生としてお世話になっている飯塚と申します。

 

私は、822日に平成2511月に新しく開院する神奈川県立がんセンター磯本議員の視察に同行して参りました。この新しいがんセンターの整備方針として①「外来待ち時間の短縮、待機環境の改善」②「高度、最新のがん医療の推進」、③「療養環境の改善」、④「都道府県がん診療連携拠点病院の規範となる病院へ」、⑤「患者に優しく質の高い医療の提携」の5つがあります。

 視察では、このような特徴のある新がんセンターの病院内を実際にまわって見学させてもらいました。見学のなかで、私は方針②「高度、最新のがん医療の推進」の一環である、高性能の設備を搭載したX線CT装置がとても印象に残りました。この装置は患者の体の周囲を回転しながら連続的に 管球から放射されたX線を反対側の検出器で捕らえ、コンピュータで体を輪切り状態にした断面像を構成することで、患者の体の中の構造を詳しく調べることができるものです。従来のCT装置では330秒かかっていたものを、160mm 幅の面検出器を有した高性能のCT装置では、1 回転を最短0.35 秒で頭部や心臓などの1 臓器を撮影できます。そのためX線の被ばく時間を短縮することができます。

また1回転のスキャンで脳や心臓全体を撮影できるため、体動の揺れなどの誤検知を防いだ撮影ができます。

 

 今回見学してみて、病院の様子は緩和ケア病棟の屋上には庭園があり、また院内には音楽の演奏会などができるラウンジもあり、とても開放的な印象を受けました。先進的な治療が受けられるだけでなく、患者さんが少しでもリラックスでき、落ち着ける空間が備わった病院だと感じました。そういった環境づくりも患者さんから安心感や信頼を得るのに大事な要素だと思いました。

 



磯本議員の元でインターンシップ生としてお世話になっている別所雄大です。
私がここのガンセンターを訪れて特に印象に残ったことは主に二つありました、一つ目は個別化治療です、従来のガン手術では似た症状の患者の方ごとに治療法を変えていたようですが、それに対してこの個別化治療は一人一人の患者さんに合わせて治療を施していくというものです。これによりかつて存在した「身体に合わない投薬によってガンが治らないことに加え副作用のみが残りそれによって身体が衰弱してしまう」という事態が大幅に減少することが期待できます。
二つ目は冷暖房装置についてです。通常は温風や冷風によって室温を調整しますが新しい県立ガンセンターでは天井の壁の温度を暖めたり逆に冷ましたりすることで温度を調整します、これで長時間にわたり風が当たり続けることによる不快感を無くすことができます。私自身、日常生活の中で風が当たり続けることの不快感を体験することが多々あるのでこれは患者の方に配慮しているなと感じました。
ほかにも「新鮮な食事を届けるシステム」や「瞬時に患者の方の体内を調べるシステム」など新ガンセンターには多くの画期的な装置が数多くありまし、これによりガン治療がより一層進展することが期待できます。最後にガン治療の最近の状況についてのニュースを貼らせていただきます。
www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130907-OYT1T00751.htm?from=main2