「方丈記」&「毒を以て毒を制す」 | yuruyurumamaのひとりごと~ふたたび

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10年近くやってきたヤフーブログから引っ越してきました。
また新しい世界で日常を書いていきます。

 

 

昨日、「方丈記」を読み終えました。

 

漫画ですからものの15分ほどで終わります。

 

その後に書かれている原文も

現代語訳は漫画で読んでいるので

スイスイと頭に入ってきて

苦手な古文をちょっとだけ理解できました。

 

 

「日本最古の災害文学」の副題が付いているように

彼が23歳で経験した「安元の大火」に始まり

26歳4月の「治承の辻風」

6月の「福原遷都」

翌年27歳の時には「養和の飢饉」

31歳で「元歴の大地震」

 

火事、竜巻、遷都、飢饉、大地震。

 

という具合に7年間で五回もの大災害にあっています。

(福原遷都を災害と言えるのかどうかわかりませんが)

 

現代の技術力をもってすれば

防げたものもありますが

自然災害には今でも

わたしたちは苦しめられています。

 

そこから得た諦観の境地。

 

わずか原稿用紙25枚ほどに書かれた文章からは

いつの時代も人の思いは

さほど変わらないということ。

 

62歳で没するまでわずか

5平方メートル四方の庵での一人暮らし。

 

ゆく河の流れは絶えずして

しかし、本の水にあらず。

よどみに浮かぶうたかたは

かつ消えかつ結びて久しく

とどまりたるためしなし。

 

あまりにも有名な出だしですが

彼の行きついた境地でした。

 

河合社(ただすのやしろ)にある

鴨長明方丈の庵

 

 

 

 

どこに住み、何をすれば

心おだやかに暮らせるのか?

 

ミニマリスト、断捨離、自分探し

生きづらさの原点は「方丈記」にある

 

クローバー クローバー クローバー クローバー クローバー

 

昨夜、台所のコンロを掃除したついでに

前のステンレス製の壁の脂取りに取り組みました。

 

そう、取り組むといいたくなるほど

一所懸命に磨き上げたのですが・・。

 

どんな汚れも落とすというスポンジを使ったところ

変な筋状の跡形がついてしまい

これがなかなか取れない!

 

 

汚れは落ちたのにこの筋目が取れない!!💦

 

 

やっちゃった~~~~!💦

 

上の階のSさんが掃除をしすぎて

地金が見えるほど磨き上げてしまって

泣きの涙でわたしに相談に来られたことがあります。

 

同じことをやっちゃいました。

 

もう夜も遅かった(といっても午後10時前ですが)ので

気になりながらも頭からこのことは追い出して

まずは寝ることに。

 

そして今朝、夫に

「見て・・・昨日磨きすぎて

こんなになっちゃった・・」というと

異常なほどの反応を示して

わたしを非難しはじめました。

 

そこまで言う?!

そんなに彼がこのステンレスを愛していたか?!

というほどガーンアセアセ

 

まだパジャマのままでしたが

彼がいろいろ案を出して

ふたりであらゆることをしてみました。

 

今度セカンドハウスからワックスを持って帰って

それを上から塗ってみようとなって

まずは一段落しましたが

それでも夫はあきらめきれないようで

引き出しからリップクリームを出して

ちょっと塗ってみました。

 

なんだか・・いいようです。

 

そこでわたしのアイデアで

「オイルを塗ったらどうかしら?」

 

やってみようとなって

サラダオイルをタオルにとって

塗ってみると~💕💕💕

 

 

すっかり跡形が消えてなくなりました!!

 

油汚れは油で取る。

 

いえ、隠す。

 

「毒を以て毒を制す」

 

こうして3月2日が始まりました。