お道具今日の香席の掛け軸です。 離れたお席だったので詳しいお話は聞こえず・・・ 丸山応挙のお弟子さんのお一人の作品との事でした。 この花器も今は後継者が居ないために作成不可能な焼きであると 説明がありました。 紅葉された葉が、晩秋を惜しんでいるかのようでした。 素晴らしいお道具にため息。 先生ご持参のお道具です。 どちらも初めて拝見させて頂きました。 お香席は忙しない日常を忘れさせてくれ、 古今集や万葉集のお証歌に香を重ね、香名に季節を感じ 日本人で良かった、と思う一時でした。