念願の網町三井俱楽部へ行ってきました。

レストランは平日営業のみで、

利用には三井住友GRの管理職・役員OBの紹介が必要です。

今年で100年を迎える歴史ある建物で、

鹿鳴館の設計者ジョサイア・コンドル博士による

西洋建築の傑作と言われています。


約4千坪の洋風庭園もコンドル博士の設計。

芝生の手入れが行き届いていました。

噴水が涼を呼んでくれています。

青い空・緑の芝生に白く重厚な西洋館が映えました。

佐土原藩島津家の屋敷跡です。

約6千坪の和風庭園は、会津松平藩の下屋敷です。

八重の桜を見た後だけに、あの会津藩のお屋敷跡か・・・

松平容保もここへ来た事があったのだろか・・・と

想いを馳せました。

使用された石は4千トン。

庭園の池は江戸時代の記録では湧水と井戸水の流れで

かなりの水量があったそうです。

庭内にある古井戸が「渡辺網」の産湯の水を汲んだ井戸と言われ

江戸時代から綱町という町名もこの伝説から、との事です。

お庭からテーブルを撮影しました。

このスペースで3組のみ。

とてもゆっくりした時間を過ごす事が出来ました。

本館ロビーです。

結納のお客様がいらっしゃっるとの事で

ロビーのみ見学させて頂きました。

初夏の彩一杯のアレンジに暑さを忘れそうです。

階段もとても重厚でした。

美の壺「階段 ときめきの舞台」を見ていたので

階段の持つ意味や迎賓館として使用されて来た長い歴史を

想像出来ました。

ロビーの天井です。

自然光とクラッシクなデザインにうっとり。

やはり歴史に勝るものは無い、、、と実感した一時でした。