1週間ほど東京国立に帰っていた三女が、また帰郷。となるととびっきり新鮮なお魚さんを食べさせてあげようと、警察船係留波止に出釣(しゅっちょう)。

 

 

 サビキ釣りでアジゴを釣り、スズキや青物を狙ってみます。曇り時々雨の天気予報通り、小雨そぼ降る中、竿を出していると20㌢のアジゴがさっそく釣れました。こりゃあ調子がいいよと思いましたが、後が続きません。

 

 

 やっと短竿の穂先がクククンと曲がり込んで、やったあと思っていると、空中に上げてから鉤外れで海面にポチャン。あちゃあ、やまったあ。すぐに次が来ますが、これは海中で鉤外れ。出だしは良かったのですが、連続バラシに気持ちが沈みます。

 

 しばらく魚信(あたり)が遠のいていましたが、次に来たのはやや重みのある突っ込むお魚さん。いったん、右の堤防際に張り付かれましたが、道糸を緩めていると出て来てくれて事なきをえました。獲物はなんと、25㌢級のグレ。ここでグレが釣れるのは珍しく、しかもサビキ釣りに掛かってくれたので、思わず\(^_^)/(やったあ)と心の中で叫びます。

 

 

 アジゴがもう1匹釣れたところで、泳がせ釣りの仕掛けを作り、もう1本の磯竿で波止の先まで行って、しばらく泳がせましたが、気配なし。やはり、ベイト(生きエサとなる小魚)の群れが入っていないと、スズキや青物(ブリ・カンパチ)も港内には入ってきません。

 

 

 でも、アジゴ2匹、グレ1匹あれば、十分、三女の「カボちゃん」さんを喜ばせてあげられます。なかなかいい釣りになりました。思いもよらぬ寒グレが釣れたんですから。