今日はいよいよ第41期中3クラスの最後の授業となります。

 

 毎年のことではありますが、長く一緒に学習してきた可愛い教え子のみなさんとのお別れは、淋しくてたまりません。感傷的になってしまい、今日という日が来ないでほしいと思うほどに。

 

 でも、出会いがあれば別れがあるのは人生の常。昔の人が言ったように会者定離(えしゃじょうり)ですから、致し方ありません。普段と同じように坦々と授業をした後、淋しい気持ちを塾生のみんなに伝えた後、3月5日に迫った公立高校入試A日程のチャレンジへのエールを送りたいと思います。

 

 涙なしで、想いを伝えられるか自信がありません。小学校の頃から通ってくれた長い付き合いの塾生もいますので、別れを惜しむ気持ちが強くて、センチメンタルな気持ちが高まってきて、授業を待つ間も切なさが込み上げてきてしまうのです。

 

 お別れと合格発表には、40年の経験をもってしても「慣れる」ということがないのですね。

 

 合格の吉報をもって、また塾を訪ねてもらい、十五の春の喜びを分かち会える日を待ちわびています。