「ひとものこと」で
開催中の「野展」に
行ってきた。
もともと、初日に
行く予定だったのだが、
当日になって
不本意な理由で、
急遽、変更するハメに
なってしまったのだ。
さて本題の「野展」。
まず、５階では
”ひとものこと”の展示。
「ka 2946」
というブランドの
”山葡萄の蔓”で
天然石を包んだ指輪。
天然石の贅沢と
蔓の年期を楽しむ
”ひとものこと”らしさ。
７階は、”itonomari"
友人の羊毛作家
”竹崎万梨子”さんの展示。
彼女ひとりの手によって
コツコツと２年間かけて
織られてきた労作が
白い空間に映えていた。
人間のために
改良された羊より、
純粋種の羊の毛に
彼女がこだわるのは、
過酷な気候で育つ
自然に近い環境だから。
ただ、残念なのは・・・
イギリス産の原毛を
日本で手に入れるのは
今後、難しくなるそうだ。
そのようにして
厳選された原毛を
手洗いし手染めする。
そのウールを
手紡ぎして糸にする。
その糸で
手織りするという
途方もない手間をかけた
ストールたちは、
空気を含んで
とても暖かいのだ。
まさに”Priceless”！
彼女の大胆なところは
手織りにありがちな
草木染めとか、
ハンドメイド然とした
手法は使わず、
「素材」の良さを
引き出すシンプルさ。
「野」のように見えて、
その感性は極めて
「モダン」。
ボクが購入したのは
大きなサイズの
ブリリアント・イエローの
チェビオットという
ツイードに使われる羊毛で
織られれたストール。
「素」な「モダン」を極めた
一番のボクのお気に入り！
「野展」
２０１１年１０月２６日～３１日
午前１１時３０分～午後７時
会場：HITOMONOKOTO
東京都渋谷区広尾５－４－１１
べルナハイツ５F＆７F
０３－３４４６－０４０７
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