ソニーの3D対応ヘッドマウントディスプレイ(HMZ-T1)を体験~! | けいたいおかし

けいたいおかし

おじさんのブログ

$けいたいおかし-SONY-2

銀座ソニービルで
3D対応ヘッドマウントディスプレイ
「HMZ-T1」を体験してきた。

最近、3D対応テレビに
ちょっと興味が湧いてきたけど、
わざわざ新しいテレビを
買い替えるほどではない。

映画館ならば、まだしも、
家で3Dの映像を観るために
メガネをするなんて面倒だ。

と言って、去年の暮れ
東芝から発売された
裸眼で3Dが観れるテレビは、
かなり酷いものだった。

PS3の3D対応ゲームや、
3Dの映像ソフトを
試してみたいので、
”サブ”ディスプレイとして
購入を考慮し始めたのが、
「HMZ-T1」というわけだ。

発売日は11月11日。

そこで購入を決める前に
体験することにしたのだ。

休日だと1時間待ちになるほど、
人気の体験コーナーらしいが、
ボクが訪れた平日の昼間は、
運良く待ち時間なしだった。

$けいたいおかし-SONY-1

まず、本体の重量は
見た目よりも軽ずっと軽い。

ただ、プラスティックの質感は
少々安っぽい感じだ。

本体を装着したときの
安定感というのが悪くて、
位置調整が結構難しい。

後頭部の二股のストラップと、
おでこ部分に当たるパッドで
本体を支えるのだけど、
顔表面の筋肉が動くと、
本体も動いてしまうのだ。

動かないように装着するには
圧迫感を感じるほど、
ストラップを絞めるしかない。

ヘッドフォンからの音声は
こもった感じで、あまり良くない。

有機ELパネルだけあって、
確かに色味はハッキリしているが、
緻密さはそれほど感じられない。

それに画面が視界いっぱいに
広がるほどのサイズではない。

画面以外は黒いこともあって、
映画館のスクリーンを
観ているような感覚だ。

スクリーンのサイズは
後方の座席に座っている程度。

致命的なのは・・・
老眼のボクにとって
目から数センチ先にある
パネルに焦点を
合わなければならないのは、
正直かなり厳しかった。

ニンテンドー3DSを
裸眼で立体映像をみる時のように
意識的に焦点を合わせ
続けなければならないのだ。

体験用の映像は来年公開される
「アメイジングスパイダーマン」の
予告編で、たった数分だったのだが、
それだけで目が疲れてしまった。

ヘッドマウントディスプレイ体験後
すぐさまメガネをかけて観る
3D対応テレビで同じ映像を
見比べてみたのだけど・・・
明るさや応答性の良さを
実感できるほどの違いは
それほど感じられなかった。

ある程度、ディスプレイから
物理的な距離を保てるテレビの方が、
画像も鮮明でクッキリした印象で、
迫力も感じられた。

現時点では・・・
ヘッドマウントディスプレイより
一般的な3D対応テレビの方が、
3D映像を観るには適していると思う。

6万円という価格は・・・
3D対応ヘッドマウントディスプレイ
という出回り始めたばかりの
新しいジャンルの商品としては、
「安いかも」というだけの話。

じゃあ、3D対応テレビを
購入する気になったかというと・・・
必ずしも、そういうわけでもない。

そもそも3Dである必要が
あるのか・・・という疑問を
”再び”ボクは感じてしまった。

多少の奥行きを感じられる
飛び出す絵本的な立体感でしかなく、
家電メーカーによって必要性も
煽られているような気もする。

もしかすると「HMZ-T1」も
後継機種が現れず、
一世代でで消えてしまう
ソニー商品のひとつと
なってしまうかもしれない。

**********

ブログのランキングに参加中。
クリックで投票して頂けます。

人気ブログランキングへブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 同性愛・ゲイ(ノンアダルト)
人気ブログランキングへ