今日は、今日は我々BIC東京のお仲間、BIC富山のヤスダさんから頂いた
心暖まるメッセージを掲載させて頂きます。

 

 

メールメールメールメールメールメールメールメール

 

 

こんにちは、BIC富山の安田です。


私は中学生の頃に父から囲碁を習い始め、

30代中頃に目を悪くするまで、時々近所のおじさん達と

囲碁を楽しんでいました。


その後、20年間務めた会社を退職、

鍼灸マッサージの仕事に就きました。
 

 

約30年、囲碁から離れていましたが、
60代中頃、囲碁の好きな患者さんが来院され、

囲碁談議をしているうちに、

私も囲碁を打ちたいと思うようになりました。

 

偶然にもその患者さんが木工に詳しい人だったので、

その方に頼んで、厚さ3センチの碁盤に361個のピンを立てたもの

作ってもらいました。


碁石には穴を開け、ピンに差し込むようにし、

黒石の上面にはポッチをつけ、

白石との区別ができるようにしてもらいました。


これで、

 

 打った石がズレない

   視覚障害者でも打てる碁盤

 

ができたのです拍手

 


この患者さんには大変感謝していますが、

この方は住まいが離れている事もあり、

2回しか対局できませんでしたショボーン


若い頃に打った人はもう亡くなったりして、

対局してもらえる人がなかなか見つかりませんショボーン

 

 

「私の家へ来てください」とは言いにくいし、

碁盤と石を持って行くのも大変ですアセアセ


また、こんな碁盤でも打ってもらえるか?

興醒めしないか?という心配もしていましたもやもや

 


そんな頃(平成25年)、数人の視覚障害者有志が集って
「とやまライト囲碁教室(平成29年、BIC富山に改称)」を結成し、
富山県視覚障害者福祉センター(通称・富山ライトセンター)において

月1~2回の勉強会を始めました。

 


グッド!ここで私が試作してもらった碁盤が役立つ事になりましたグッド!

 


その後、大阪の方とは9路盤で、東京の方とは19路盤での

交流会を開いたりして指導してもらいました。

 

その時に二つ折りにできる携帯しやすい碁盤の事を知りました。

これは便利だと思いました上差し

 


今、「視覚障害者も打てる携帯型碁盤を作る会」の皆様が、

更に小型軽量で携帯できる碁盤の製作を目指しておられます。

 

これが完成すれば、

 

視覚障害者の方が

いろんな所で囲碁を楽しむ事ができるようになり、
また、遠方での囲碁交流会も活発になると思います
!!

 


 「視覚障害者も打てる携帯型碁盤」

囲碁に興味ある多くの皆様のご支援により、
早く完成、実現する事を願っています。




2018/12/11 富山での囲碁交流会にて、地元TV局の取材を受けるヤスダさん



富山にお住まいの視覚障害者で

囲碁に興味のある方は、こちらへご連絡下さい流れ星
BIC富山(Blind Igo Circle 富山)