12/3から12/9は障害者週間です。

 

今日は、埼玉県所沢市にある「国立障害者リハビリテーションセンター」について、

お話しします。

 

 

 

 

国立障害者リハビリテーションセンターは、

障害のある人々の自立した生活と社会参加を支援するため、

医療・福祉サービスの提供、新しい技術や機器の開発、

国の政策に資する研究、専門職の人材育成、

障害に関する国際協力などを実施している国の組織で、

病院、自立支援局、研究所、学院、企画・情報部、管理部の

6部門があります。(Webサイトより)

 

 

ここでは、不慮の事故や病気で障害を持つことになった人が、

その後の「クオリティオブライフ」向上のため、

様々な訓練を受けることができます。

 

2階には、一般の病院にないような、いろいろなリハビリテーション科があります

 

 

例えば、視覚障害を負った方は、

生活訓練(見えない・見えにくい中での暮らし方)、

歩行訓練(白杖の使い方)、

点字訓練、PC訓練などを行います。

 

 

リハビリ後の職業として、あんま鍼灸マッサージ師の勉強ができる施設もあります。

 

 

 

所沢まで来られる方は通所ですが、遠方の方は数ヶ月宿泊(入院)して

訓練を受けられることもあるそうです。

 

診療室のドアにもこのようなバリアフリーの工夫がされています

 

 

 

今、この国リハ(通称コクリハ)では、障害のある方のための

様々なアイデアが施された衣類を展示する

「国リハコレクション2020」が開催されています。

 

 

 

その一部をご紹介します手

 

車椅子の方が快適に着用できるジーンズ

(腰の部分が深く、長時間座っても気持ちのいい素材を内側に使っています)

 

 

義足を着脱しやすいボトムス

(内側にあるファスナーも、義足に当たらないよう工夫されています)

 

その他、片麻痺の人にも使いやすいリュックサック

片手で上げ下げできるファスナーのジャンパーなど、

沢山の素晴らしい作品が展示されています。

 

 

スカートエプロン障害のある人もない人も自由におしゃれが楽しめる、

そんなアイデアを募集中とのことですデニムTシャツ

 

手紙お問い合わせ先 

国立障害者リハビリテーションセンター 研究所

04-2995-3100(代表)