(記事の引用はCNETJapan)


以下記事内容です。


 インプレスR&Dとモバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、最新のモバイル利用動向を解説する書籍「ケータイ白書2009」を12月8日に発売する。今回、携帯電話のダウンロード速度を計測したところ、日本のケータイの平均ダウンロード速度は301.8kbpsであることが明らかとなった。

 ケータイ白書の発刊は今回で5回目となるが、この「モバイルスピード調査」は今回初めて実施された。ユーザーが日常でモバイルサイトを使っているときに体感するスピードを計測するため、インプレスR&Dのモバイルスピード調査計測サイトにアクセスしてもらい、Flashを使った90Kバイトのデータをダウンロードして携帯電話端末での処理が終わるまでの時間を計測した。

 10月初旬から3週間で収集した有効データ5万9714件から算出した結果、ダウンロード平均速度は301.8kbpsとなった。白書では、「メガビットクラスの実測値が出る固定ブロードバンドに比べ、日本のモバイル環境はまだブロードバンド化前夜である」と分析している。

 ダウンロード速度に大きく影響する通信規格別の市場では、2008年9月時点での第3世代携帯電話端末(3G)契約は8973万件となり、携帯電話市場全体の89.3%を占めている。3.5Gは携帯電話市場全体の36.8%にあたる3860万契約だった。また、コンテンツの利用動向に大きな影響を与えるパケット定額制の契約数は、2008年9月時点で3973万件と携帯電話市場の37.9%を占めた。3.5Gとパケット定額制の契約者数はほぼ同規模になっている。

 MCFでは、2009年中に3.5Gの契約数が5000万件を超え、市場の50%近くを占めるまでになると予測している。高速環境の浸透と定額制の普及は、2009年以降も同時に進行する見込みとのことだ。


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http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20384556,00.htm