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K-POPちょっといい話

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群山(2018年韓国)原題『群山:ガチョウを歌う』

『慶州』(2014年)に続くチャン・リュル監督の地名シリーズ。日本統治時代の面影が濃く残る韓国の地方都市・群山(グンサン)を舞台に撮影した作品。

アマチュア詩人ユンヨン(パクヘイル)は、先輩の元妻ソンヒョン(ムンソリ)と母の生まれ故郷である小さな港町・群山へ旅に出る。そこで、日本風民宿に泊まるが、ソンヒョンは無口な民宿オーナーの男(チョンジニョン)に関心を見せる。一方、ユンヨンは民宿の娘(パクソダム)が気になる。

群山を背景に、すれ違った4人の男女の話を盛り込んだ。始められない男と始めなければならない女、曖昧な二人の男女の群山での夢が描かれる。

個人的には、『慶州』でのシンミナに続き、本作ではムンソリから「変態野郎!」と言われるパクヘイルが愛おしい。

 

 

チャンリュル監督、群山を選んだ経緯は

「前回はパクヘイル氏と慶州に行った。ムンソリさんともどこか行ってみたかった。元は(群山ではなく)木浦を考えた。木浦にある大学に特講を行ったが、とても印象的だった。日本統治時代の痕跡が建物に残り、情緒的に空間の中に働いている感じがとても興味深かった。しかし、シナリオの中の民宿を見つけることができなかった。群山に行ってみると歴史の跡が残っている。最近はどこか朝鮮族がすべて残っている。中国、日本、韓国三国は日常からからまっている。これらの関係について私の意見を語ろうとする映画を作ったわけではない。すでにもつれている日常について話したかった」

パクヘイル、群山の感想は

「作品を撮りながら、群山にきちんと行ったようだ。シンプルながら重層的な歴史を体感できました。そして撮影した近所には、映画「8月のクリスマス」の舞台となったチョウォン写真館が残っていました。多くの観光客が写真を撮り、写真スタジオを見回していました。そのため、群山は映画に対してより映画的な感覚を持っているようです。」

ムンソリ、ソンヒョンについて

「ソンヒョンは傷がある人だ。何かをまとめて、新たに何かを始めようとしている。それで、群山まで旅行に出た。監督とシナリオを持って会話する時、直接的には出てこないが、このキャラクターの職業がどうだったのか、どう生きたのか話を交わした。しかし、あえて観客に説明するより、映画に出てくるように感じればいいと思う」

 

 

<終わり>