天気の約束された梅雨明けの週末
沢部の3人で、市房山東斜面を代表する谷‟山之口谷”を遡行した。
我々にとってはチャレンジな、レベルの高い沢になる。
さて通用するのか!
メンバーは、LaLalaさんとKさん
もちろん前夜祭はたっぷり楽しんだ
朝からこの辺で釣りを楽しんでいるLaLaLaさんの獲物や
いつものやきとり、ホルモンなどなどで夜は更けていく。
10時に寝るって言ってたのに、延長して11時就寝
日曜は6時前には起きだして、行動開始は7:30
もし次があるなら、山之口谷出会いまで車で入って、そこで宴会が正解かも
出だしはゴーロ。
しかし傾斜はかなり立っている。
イマイチ不安要素の右ハムと左肩は、まあ何とかなりそうな感じ。
中でどれだけ時間食うか予想できないので飛ばしていく。
汗をかくぐらい30分ほどゴーロの急登を登ると、最初の3条のショボい滝が出た。
しかしショボい滝はここのみ。
ここからノンストップで6時間上に上に登らされることになる・・・・・・
お次は15㍍級の滝
条件が悪ければ迷わず巻く感じなんだけど、この日は最高にグリップがいい。
数年前に市房の沢登った時は、氷のように滑って苦労した記憶は何??
そしてホールドもスタンスもたくさんあるので、取りついてみたら意外に登れてしまう。
しばらくはフリーでズンズン登る
もう滝滝滝の連発
登った先も滝、曲がった先も滝
得意不得意は微妙に違うけど、三人とも体力自慢だし、ペースもクライム力も揃ってるので早い!
楽しいわー
百間滝までは用心して一回だけロープ出したぐらい。巻き無し
そして最大の滝‟百間の滝” 100㍍とか80㍍とか
ここまで1:30ぐらい
順調です。
この巻き、過去の記録では右も左も行けそう。
見た目は右が近いが困難か?
強気の選択で右にGO!
しかしここが核心か?
いわゆる市房の巻きになった。
なかなかミニマムに巻けずに、上に押し上げられ、しまいにはロープでトラバースして、懸垂2ピッチで沢に戻る羽目に
巻きに40分ちかくかかったかも
沢に復帰してもいきなり滝
フリーで登るにはちょとっためらう滝が連続しロープ出す
ボクがリードをためらう場面でも、残りの二人が喜んで?先頭に立ってくれますわ(笑)
フォローは楽勝
LaLaLaさんがリードした、この滝は結構しびれたはず
上の方は、フリーだとビビるレベル
950の二股まではチョット予想より時間食った。
二股は下山路の短い左俣に。
これで核心は終わりかと思いきや、むしろここからは息つく間もなく滝連発
2~3回ほど巻いたし、その巻きで泣きを見た。
源頭付近まで滝は続き
最後は崩壊地→固い藪→傾斜がいきなり緩んで日本庭園的な低木の丘で終了
尾根の登山道に出た時は3人で抱き合った(笑)
下を見下ろすと入渓地点がダイレクトに見えるほど立った沢。
さすが市房東斜面だ。
40分登山道を歩けば、車をデポしている5合目駐車場。
いやー満喫しました。
上級者向けといわれるこの谷を、チャレンジ方向でやっつけたことは自信になりますね。
さて次はどこに行こうか♪