https://news.yahoo.co.jp/articles/906dda740a81e2adfcb1f80bbad543e890e52864?page=2



自らの生い立ちについて綴ったエッセイ『ただ、一緒に生きている』が共感を呼んでいるそうです。


以下、インタビューの引用です。


「20代のころはわかり合おうともがいたこともありました。悩みを打ち明けてみたり、母親の納得いかないところをワーッととケンカするみたいにぶつけたこともあります。


当時はまだ、情熱で説き伏せればなんとかなるかもと躍起になっていたんですよね。でも母には母の正義があって、人の善悪の価値観、好き嫌いって変えられないんだなって。」


母には母の正義とは、よく表現されましたね。それはすなわち、絶対に曲げないエホバの証人の信仰のことですね。だから変えられないと。



「うちは1年に1~2回会うくらいなので、人生でもうドロドロする瞬間は訪れないと思っていて。母なりの愛し方を尊重して、尊敬して、受け取っていきたいと思うんです。」


母なりの愛し方もよく表現されてます。これは、つまり、エホバに忠実なら愛すわよ、という条件付きの愛のことですね。


そんな感じだと、もう坂本美雨さんのほうが大人になって、通常の親子関係とは違って、数段レベルを下げて、こちら側から愛しにいかないとならない、ということになりますね。


でも、そういう関係であっても、「坂本家の場合は、仕方ない」とほとんど冷めてる感じですし、情を込めない関係にとどめてますね。


血縁にエホバの証人信者がいると、このように周りの人間たちがかなり気を遣わないとならない、という点で非常に面倒です。