最悪の事態に直面した時、人はたいてい、途方に暮れて、嘆き悲しみ、落ちるところまで落ちて、ズブズブの沼のような状態から、這い上がれなくなってしまうでしょう。

そして、そのまま時を止めたかのようにして、底まで落ちて、人生を終えていくこともあるでしょう。

そうなる道を選ぶのか、はたまた、悲嘆はしても、そして、腰までズブズブの沼の泥が迫り、動きが取りにくい状態になって、ようやくそれに気づいたとしても、そこから、その段階からどうにかしようと、頭を働かせる道を選ぶこともできます。


それは、例えば、誰かに助けを求めるもよし、周りの道具を使うもよし、自分の可動範囲を確かめてから、少しづつ状態を変えるもよし、あの手この手を考えて、事態の打開を図ろうとするのです。

そうやって、なんとかしてみる。

黙ってたら、ズルズルと沈んでいく状態を変えていく。

それがピンチをチャンスに変える方法ではないでしょうか。

それは、最悪な事態の中にも、必ず光明があるという、ある種の信仰がないと、できないことかもしれませんね。

絶望した状態に甘んじるのではなく、不屈の精神が試されます。


コロナ禍で最悪な事態が、次々と押し寄せる中で、大切なのは、そういうことではないでしょうか。。。

悪い事態を良い変化に変えていく力、それが今、強烈に求められているのかもしれませんね。。。