昨夜と今日の深夜に千葉方面で発生した2度の地震。揺れ方がブルブルしていて非常に、不気味でした。

まるで、コロナ騒ぎで気持ちが不安定になっている一般国民を嘲笑うかのような揺れ方でした。


こんな災厄続きの事態になると、今、気持ちが不安定な人は、ますます不安定になってしまうでしょう。

だから、今こそ自分の気持ちを強く持つことが大事になってきます。

他者を攻撃したり、非難したり、私刑を執行しようとしている場合ではありません。

それこそ、破壊をもたらす、弱い人格の思うツボです。それこそ集団ヒステリーの体現です。

今、弱い人格の人たちが、不安に駆られて、激しく他者を非難したり、責めたりしています。


彼らの思考パターンは、極めて他罰的です。

「自分はステイホームしているのに、なぜ、未だに野外で遊んでいるやつがいるんだ!」

「自分は政府の言いつけ通り正しいことをしてるのに、それを守らない悪人がいる!」などと激しく怒っているのです。


他者は他者、自分は自分でわきまえていればいいのです。自己責任なのですから。

しかし、「他人にうつしたら自己責任じゃなくなる」ということを声高に言う人間がいますが、中には、ニュース番組の浅はかなベテラン女性キャスターたちまでが訳知り顔で言いますが、、

はっきりと言って、かかった本人も、それまで、自分の心身の健康を保ち、免疫を強化していなかった、という自己責任を果たしてこなかったから、罹患した、ということになるのです。

つまり、人間は皆がそれぞれ、自己責任で生きているのです。

だから、誰も非難せず、責めずに生きていくのが正解。怒りに狂う必要はないのです。

なぜなら、その怒りの原因は、その人自身の中にある不安でしかないからです。

彼らは、まるで、自分の場合は、他人の福祉を気遣っているが故の正当な怒りであるかのように装ってはいますが、なんてことはない、彼らの心の内実は、不安でしかないのです。

「今、やたらに怒り狂う人たちは、自分が今非常に不安で弱い人間である」ということを図らずもあらわにしているだけなのです。

なので、そんな弱い自分自身を自覚し、見つめなおして、その思考パターンを改めて生きていきましょう。


それにしても、自粛警察気取りの人間たちのニュース、山梨の女性を責めるニュースや、愛知県での故意の感染者情報漏洩のニュースなど、巷のニュースを聴くと、人の不安が、バカみたいに怒り狂う人間を生み出してしまう負の連鎖が、もう始まりつつあるのが分かります。

ですが、こんなタイミングで、もしも日本に、大地震が来たら大変な事態になることは容易に想像ができます。たとえば、

古い家屋に住む老人たち

様々な建物やインフラの倒壊

避難所で三密状態となる危険

壊滅状態となった社会の混乱

災厄に便乗して、悪業を働く者たちの発生

災厄を誰かのせいにして、処罰しようとする人間たち、


これらの災厄はあげたらキリがありませんが、ヒト、モノを含めて、あらゆる負の要素が、かさなりあって大変な事態になってしまいそうな予感がしています。


かつての記事でも何度も指摘していますが、一番危険なのが、不安に駆られて、他者を攻撃する思考パターンなのです。



ステイホームなど、必死に政府の言うとおりにして、形だけを守るよりも、むしろ、内実である、ステイユアセルフのほうが、今は、よほどに重要です。


とりわけ我を失っている人間の多い、このご時世では、、、。