MTS一期生といえば、オール英語プログラム。教訓者はもちろん、米国の名だたる兄弟たちでした。
英語に堪能で有能な兄弟たちが、地元の会衆から多数集められていました。
その中には、藤岡兄弟、平出兄弟、柴山兄弟、会田兄弟などなど、誰もが知っている兄弟たちばかりいました。
彼らは、皆の憧れの兄弟たちで、とりわけ群衆の中にあって眩しく、光り輝く存在だったのです。ですから、海老名ベテルでもかなり名を馳せていたのです。
そんな藤岡兄弟とは、海老名ベテルの宿舎棟の増設工事の時に、接点がありました。
彼は、海外から来た建設奉仕の監督の通訳として毎日熱心に奉仕していました。
1990年代、ロゴスは20代、鉄筋部門で榎本兄弟や神山兄弟、黒木兄弟と一緒に奉仕していた頃です。
当時の藤岡兄弟には、実は婚約者がいましたが、美しく気品ある姉妹でした。
たしか工具室の奉仕をしていて、若い兄弟たちの注目を浴びていましたね。なので中には、用も無いのに工具室に行く輩もいたりして、、。嗚呼、いろいろ懐かしいな。
そんな皆の憧れの的、藤岡兄弟は、やがてパブリックアフェアーズという、JWの公式な宣伝活動に携わりました。
具体的には、パープルトライアングルなどのJW製のビデオを日本各地で上映して、JWの良い面を世間にアピールするという奉仕です。
当時は確か朝日新聞社が後援したりして、各地で大々的に活動していました。
その活動の一環で、彼は世間の様々な書物を調べたり、世間の識者と話し合う機会がありました。
すると、やがて賢い彼は、エホバの証人の教えが、完全な誤りであったことに気づいてしまったのです。
その小さな疑念の種が、やがて大きな不信に変わってしまったのでしょう。
こうして覚醒してしまった藤岡兄弟は、やがてJW組織から排斥されてしまいました。
あの憧れの藤岡兄弟、今はどこで何をされているのでしょうか。
機会があれば、是非、お会いしてみたいものです。
今頃は、その有能な頭脳を世のため人のために活用しているのかもしれませんね。