私も麻央さんと同様に後悔していることがいくつかあります。あの時もっと自分を大切にすればよかったと。あの時あんな教えを信じなければよかったと。

でもエホバの証人の教えに限界を感じて、ようやくJWで禁じられている本を読みはじめた時、

いつも自分を責めては感じていた心の痛みが和らいでなんだかわからないのですが「許されていく 」感じがしました。

そのときの痛みから解放されていくふわっとした「 和らぎ 」の感覚は今でも忘れられません。

そして思いました。何で頑なにこんなに自分を痛めつけたり、苦しめる必要があったのだろう。

自分は悪いことをしたから、痛くなったり苦しくなったわけでもないのに、なんで自分で勝手に罰みたいにあの辛い痛みに耐えて苦しんでいたのだろう。

あのときの痛みから解放されていく感覚はきっと忘れません。

それほどの意味もないのに自分を許さないなんてあまりに自分に対して可哀想だったと私も思います。