JWマイコン家族と排斥者ロゴスとの会話はまだまだ続きます。


それから母が、今後開催予定の大会日程を確かめると言って、iPadを持ってきました、父もiPadミニを持っていて、二人して調べ始めたのです。

しかもかなり手慣れた感じだったので、私は「老眼なのに大丈夫なの、めちゃ、使いこなしてるじゃん。すごいねー」というと、父は「え、ロゴス、今はみんなこれだよ、知らなかったの。浦島太郎状態だなーロゴスは」と言いました。

あの超弩級の機械オンチだった父がまるでタブレットのエキスパートのように見事な手さばきで、iPadミニを使いこなしていたので、私はめちゃくちゃ驚きました。

ある意味、組織は至って普通の老人をこれほどまで劇的に変えてしまうものなのか、と驚愕したのです。

そこで、母が「ロゴス、今はみーんなこれよ、どんな年配の姉妹も兄弟もみんなiPad持ってるのよ。ビンボーな姉妹たちだって持っているんだから、神が全部備えられるのよ。集会も、大会も、奉仕も全部これ、いまどき聖書を開く人なんていないんだから」

私は「えー、iPadだけを指定してクリスチャンに備えて使わせる神って、めちゃ不公平じゃん」と言いました。

まさにエホバの証人たちはApple教、スティーブジョブズ教ですね、異常です。

その後は8月16日から海老名大会ホールにて大会がある、という情報を母からもらいました。

さらに、父が「もしかして、ロゴスはJWブロードキャスト見てないの。いろいろ遅れてるなー。素っ晴らしいプログラムがあるから、JWブロードキャストを一緒に見ようよ」というのです。まさかの展開です。それをこれから黙って親子で観るだけの時間になりそうです。

私が「どんなプログラム?」と尋ねると「不活発だった兄弟姉妹たちが、再び戻ってきて会衆を励ますようになるという2015年11月のプログラムだよ、このプログラムを聞いた東京のシゲ姉妹はずっと不活発だったけど、涙を流して感動していたらしいよ、すごくいいから」というのです。そしてアプリを立ち上げました。

組織も巧妙です。不活発者が会衆に戻ってくれば、その兄弟姉妹達は他の霊的に元気のない兄弟姉妹達の気持ちが分かるので、今度は逆にそんな霊的に弱い兄弟姉妹たちをふさわしく援助できるようになる、というのです。

まあ、今は、JWに不活発者が多いので一人でも多くの方に戻ってきてほしいのでしょうね。それにしてもWTは会衆の成員に役割を与えるのがうまいです。

という感じで、その後は、延々とJWブロードキャストを見せつけられました。本当に疲れました。

それが終わると、父がおもむろに立ち上がり、「じゃあさ、ロゴス、そろそろ帰ってよ。悪いね。排斥者とは交われないことになってるからさ」というのです。

そこで、私が「いや、でも今まで2時間ぐらい普通に交わってたじゃん」というと、

父は「ああ、そうだね、まずいね、我々、どんなふうに扱われるんだろうね、戒めかな?」「そうだ、お母さん、ロゴスはうちに来たけどすぐに帰ったということにしようよ」

私は、「え⁉︎、ちょっと待ってよ、それ、普通に嘘じゃん」

父は「いいよ、今日のことは誰も分からないんだからさ、そういうことにしとこうよ。それか、息子に大会について話してたら、喜んでくれて、地区大会に行くことになった、ということにでもしておこうか」と言うのです。

私は「いやいや、それも嘘じゃん、素晴らしいねー、まさかあの魚谷明広のいる高座渋谷会衆の奉仕の僕T兄弟が、排斥者と数時間も交わった挙句に嘘をつくとはね。そっちのほうがよっぽど重なり加わった罪だからね。それにしても、もしもお父さんとお母さんが排斥されたら、私と同じになるんだからね。排斥になったらかなり苦しむよ。ま、それはそれでいいのかもしれないけど」なんて会話をしました。

それにしてもエホバの証人てどれほどいい加減なのでしょうか。極めてノーテンキですし。

ただし、両親が排斥される分には私は全然困りませんけれど。逆に大感激という。

こんなヘンテコな会話がもう少し、、

つづく