エホバの証人時代は、他人との関係よりも、神との関係が重視された。祈りにより神との対話を日々行うようにと勧められた。
そして、たとえ金銭的、肉体的、精神的に困難な状況であっても、常に神の王国を第一にせよ、神の御意志を行え!と脅迫された。
それを真に受けた真面目で純粋な信者たちは、無理をし続け、やがて身体を壊し、精神も破綻し、人間らしい生活も破綻した。
そう、エホバの教えの源である愚かな人間どもは人類の破壊者だったのである。
そんな教えより、もっと大切なのは、自分を大切にすること、自分の身体と対話することである。
病気になってしまったら、休養をとり、免疫が衰えたなら、栄養を摂ることだ。
ただ当たり前のことだが、自分を犠牲にすることに喜びを覚え、自分に優しくできない人間は、容易にそれを怠る。
そして、自分を大切にできない人間は、決して他人を大切にできないし、優しくなれない。
もっとも、滅びゆくサタンの世の支配下にいる他人に過度に優しくする必要はない、というエホバの教えに従いたいのならば、ずっとそうしているがいい。
その蒔いた種を刈り取るのもまた自分だろうから。