生きる意味を探した。

子供の時から、ずっと。


大人になるに連れて、荒れた。

弱肉強食。上手くやって結果を出したもん勝ち。

勝ち組、負け組。


結局は、現実はこれでいて、素晴らしいと知った。

誰も、理想論は求めていない、聞いちゃくれない。


俺は、負けた。

自分の価値が、何なのか?

わからなくて、よく独りになって、泣いた。


何処にも、馴染めない孤独感、

生命の所在なさを、人生の虚無感を、

人々の仕打ちの屈辱を、

よく味わった。


けど、人々は、優しいと思い知った。


人の酷さも、人間の分際なんだから、

自分だって、完璧な人間なんかいないから、

許せる様な気になった。


結局は、死ぬ。


本当の勝ち組とは、何か?を、

知った。


自分を愛して、愛する人生を生きた人間。

もしくは、心から愛する物事がある人間。


いづれ死ぬのだ。

生きてる間に、愛する者が、幸せに到る。


愛するだけが、人生の笑者。

俺は、そう思ってる。


随分と、時間を掛けては、不毛な争いや、

無駄な時間を費やしては、

自分を苦しませては、

誰も得しない、

そんな時間を生きてしまったけれど、

この事を知れたのだから、

もう、いつどこでどうなっても、構いやしない。


産まれては、生きて死ぬのは、

地球にとって、自然な事だから、

逆らう意味はない。


明日からは、愛する人生を、

やっと、心置きなく、やっていける。

そう思う。




例え、俺が何者かに、殺されたとしても、

俺にある愛の資格は、奪えやしない。


もう、俺の胸の奥に宿ってるものは、

誰にも、奪えやしない。


俺は、殺されても、愛は死なない。

愛しか勝たん。

愛は、もう既に、現実にある。


愛の流れだけが有り、

愛だけが、人を幸せにする。


それを知らないだけで、

その原理原則は、

人の自然に、いつも流れている。


なら、安心できる。

生きていこう。


ーーーー星に願いをーーーー

ーーーー人に祈りをーーーー

ーーーー神に感謝をーーーー


ーー終わりーー