人が生きる事は、
蝋燭の火のようなもの。

いつも、ままならなくて、
心の火が揺れる。

周りは、真っ暗なのは、
本当は当然で、自分が照らし出していくモノ。

自分と同じ様な人の火がたくさんあるから、錯覚してるだけ。

何をするでもなくて、
命の火が消えるまで、
今ここにいるだけでいい。

何よりも、
何があるとかないとかじゃなくて、
蝋燭の火が、
命の火が、自身で光と熱を発してるから、
それはとても美しい。

燃焼とは、現象。
生きる事も、現象。

揺蕩う火の煌めきが、
確固たる自分じゃなくて、
いつ消えるか?わからないから、
今ここで懸命に、
消えまいとするから、
それが美しい。

生きる事は、蝋燭の火。