皆様のお陰でとうとうこの日を迎える事ができました | けいた君を救う会

皆様のお陰でとうとうこの日を迎える事ができました

今年の10月に渡米して2か月弱,皆様のお力添えを得て,このたび本当に京大の心臓移植が実現いたしました。

なにより京大に自らの心臓を与え,尊い命のバトンを下さったドナ-の方と、お子さんを失った深い悲しみの中、その決断をしていただいたご家族に心から感謝し,ドナ-の方のご冥福をお祈り申し上げますとともに,京大を受け入れ、手術をしていただいたコロンバス小児病院の方々にも,心からの敬意と感謝を捧げたいと思います。

京大が心臓移植以外に生き延びる方法はないと宣告されてからは,絶望と,
あきらめきれない気持ちとの狭間で揺れ動くばかりの毎日でしたが,そんな中で今回,渡米,そして移植が実現できましたのは,「何とか京大のためにお力添えをいただきたい」という私共の切なる願いに応えて下さった全国の皆様の温かいご支援の賜物です。改めまして皆様に心から感謝申し上げます。

またアメリカでも京大は,現地に在住しておられる日本人ボランティアの方々、また病院スタッフの方々より,これ以上はないというほどの精一杯の応援をしていただきました。皆様本当にありがとうございました。

今後も,拒絶反応や感染症など厳しい闘いがまだまだ続きますが,京大がこの厳しい闘いを乗り越えて,元気な姿で日本の皆様にお会いできる時まで,どうかこれからも引き続き温かいご支援を賜れますよう,妻麗子共々なにとぞよろしくお願い申し上げます。

この度は本当にありがとうございました。




松田祐樹