世界は自分の機嫌で決まる！
妹尾圭子です♪
「明日の約束」というドラマを見ていました。
最終回まで見てから
書こうと思ってました。
高１の男の子が原因不明の自殺をすることから
物語ははじまります。
原因不明というのは、たくさんの原因が
絡まっているからどれが原因とは言い切れないから。
クラスのいじめなのか、クラブのいじめなのか
母親の過干渉なのか、担任教師からの・・・
全てのことが、重なり合い
「明日が来るのが怖い」
という言葉になって命を絶ったんだと思う。
「変わらないから怖い」
何が変わらないから怖かったんだろう。
明日が、この先の未来が
ずっとずっとこのままで変わらないだろうことが怖かったのか。
自分が消えてしまった後
何も変わらず世界は動いていくことが怖かったのか。
一番、印象的だったのは、
自分の部屋をスプレーで
真っ黒にしてから自殺してしまったということ。
最終回までこのドラマで感じたことを書かなかったのは
この黒い部屋の解釈が伝えられるのを待っていたから。
でも、黒い部屋に関しては
何の解説も紐解きもなく終わってしまったと思う。
で、カラーセラピストのわたしが思ったことは
黒い部屋＝死
黒＝悪
というだけの捉え方をしないでほしいなと思った。
もちろん、あの真っ黒に塗られた部屋は、
彼の絶望を感じる。
希望（光）がない。
わたしの勝手な解釈だけれど
部屋を真っ黒に塗ったのは
全てを自分の中に取り込みたかったからじゃないのかなと思った。
彼の部屋は、毒親と称された母親が
家具の配色も全て決めていて
男子の部屋とは思えない明るい可愛らしい部屋だった。
母親が自分を異常なほど溺愛していること。
それを拒否することで母親の心が壊れることを悟ってた。
そういうことも全てを彼は、飲み込んだ。
全てを覆って全て闇の中に飲み込んで
自分の中で終わらせようとしてしまったのかな。
誰のせいにもせず、死んでいった。
でも、主人公のスクールカウンセラーの先生が
最終回で話していたけれど、
やっぱり死ぬことを選んで欲しくない。
「明日が来るのが怖い。」
何も変わらない明日が来るのが怖い。
そんな気持ちになったこともあるからわかる。
でも、明日の向こう側に
どんなに小さくても光を見つけて欲しい。
だって、
変わらないものなんてないから。
生きることさえあきらめなければ
必ず嫌でも変化が起こるから。
闇の中に輝く小さな小さな星のような光を
見つけて欲しかったな。
闇だからこそ見えるかすかな光を
見つけて欲しかったな。
死ぬことを選ぶ前に
心が闇なんだ。助けて。
と自己表現ができていたならば、
光が見えたかもしれない。
闇でもいいから、その闇を表現できる
心の闇を受け止めてくれる人がいることがわかれば
きっと光を捉えられただろうなと思った。
彼は、最期に素直に好きな色（黒）を表現したんだろうな。
死ぬ前にしか、自分の好きを表現できなかった。
こんな闇を抱えてるんだよって言えなかった。
それこそが、辛かったよね。
どんなにどす黒くても自分の本当の心の声（色）を
表現することが、できたなら
そこから、きっと明日は変わる。
だから、あなたも。
あなたの心の色を大切に。
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2018年2月14日（水）東京
2018年2月19日（月）大阪
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