レモネードスタンドの日に衛藤先生とてんつくマンとひすいさんの
講演会があって思い出したことがあります。
結婚してすぐの頃、てんつくマンが
てんつくマンと名乗るか名乗らないかの頃に
神戸の大丸前でてんつくマンのイベントに偶然出くわしました。
ミスチルの曲をバックに身体を揺らしながら書く姿に一瞬恐怖を感じた。
殺気だってた?いや、何かとつながってるっぽい集中力?
とにかくすごいオーラだったなぁ。
書くときに相手の目を鋭い眼光でジーっと見て
ササササ~~~ッと書く。
私も見られたい!書いてもらいたい!と本を買って
メッセージをいただきました。
全てを見透かされてしまうような鋭い眼光で見つめられた後、
一瞬微笑むようなやさしい表情になって
サササ~~~ッと書き上げてくれました。
もうひとつおまけだったのかな?
小さいメモにも書いてもらった。
「自分にもやさしくやさしく」
私、この当時、めっちゃがんばっていたんです。
がんばっていたというより追い込んでいたんです。
すべて完璧じゃないといけないと失敗したらもう終わりだよって。
まわりの人たちに評価されたくて、うらやましがられたくて
さすがやなって思われたくて・・・
このままの自分じゃあかん、まだまだいけるんや!って。
これ手に入れた、じゃ次はあれ!
それができたら次は!次は!!ってずっと生きてきた。
しんどかった。でも、しんどい自分なんて許せなかった。
まわりから、いつも楽しくやってるkeita☆と思われなくちゃ許せなかった。
そうやって、いつも笑ってきて、楽しいこともいっぱいあった。
でも、自分の本当の気持ちがわからなくなることもあった。
そんなときにもらったメッセージだった。
『自分にもやさしくやさしく。』
当時の私はもらったときに
「私、人にはやさしくできてるんや。よかった。」って思ったんだ。
でも、今ならこう思う。
「自分にやさしいからこそ、人にもやさしくできるんだよ。」って。
自分にやさしくなかったら、人にもやさしくない。
自分に厳しくしているぶん、人のことも厳しく見る。
自分はこんなにやってるのに、あんたは、それなん!?って。
てんつくマンからもらったメッセージは
7年ほどの歳月を経て、今の私にも影響を与えてくれました。
視点を変えれば、同じメッセージでも受け取る内容が変わる。
また数年後、このメッセージを読み返したとき
私は、なんて受け取るのかな。