新日本プロレスのメインストーリーの実権を握っている与党は、chaos党に戻った。
だが、ちょっと前までは、超過激思想の有権者を多数抱える内党が、全てをかっさらっていた。
内藤哲也、およびLIJの連中が反則乱入で暴れまわると大声援になるが、相手選手が有利になると、一瞬で大ブーイングの嵐になるという、とてつもない現象が全国各地で発生していた。
客観的に見れば、磁場が崩壊して、全てが逆転している。選手からすれば、いつものムーブで大ブーイングが起こるのだから、試合の組み立てどうこうの話にならないのだ。
これじゃあ、試合の駆け引きなどは生まれるはずもなく、去年に比べて、優良な試合が激減したように感じられる。
ただ、俺からすれば、ヒールが充実している新日本プロレスの中で、なぜ内藤哲也は、反体制の道を選んだのだろう。と思っている。
俺がchaos党を支持したのは、結成当初である。
なぜなら、当時、IWGPに全く輝きが無かったからだ。
それで、本隊が実権を握っているのが、許せなかった。
動いたのは、中邑真輔だった。あの時の真輔は、今のクネクネではなく、恐ろしく冷徹で、髪の毛がモジャモジャしていて殺気に満ち溢れていて、ストロングスタイルに取り憑かれていた。
それが、矢野派GBHと合体したのだ。
ユニットの名前どうり、リングには、混沌が生まれた。今までと違うヒールに俺は魅了された。
NWOとも違う。反体制というよりもっと小さい話だった。反IWGP。当時のIWGPに不満があった俺からすれば、とても惹きつけられるものがあった。
だが、LIJとは違った。全国各地でブーイングが続く。今のファンは、信じないと思うが、矢野通はめっちゃ怖かった。飯塚も狂気そのもの。だって菅林会長の車に乗っていた真壁刀義を狙って、バットで車の窓ガラスわるんだもんw
中邑は、真壁と血で血を洗う抗争をしていたが、徹底的に真壁に負けた。今でも、真壁はメディアで自慢気に言う。俺が、中邑を地に落としてやったと。チェーンデスマッチはいい例だった。
chaosには、追放者が後を絶たなかった。うさぎの格好をした奴(名前忘れた)NOLIMITの内藤哲也。自分でchaosを裏切ってフルボッコにされて追い出されたヒデオ・サイトー(現キャ◯◯ンニュージャパン)などか。
でも、俺は、chaos支持者だったが、当時の中邑は本当におかしくなっていたので、IWGPは棚橋に守って欲しかった。
でも、時は流れて話が変わった。
2012年レインメーカーショック
今まで野党だったchaos党の有権者だった俺は、天下を獲れると確信していた。現に、そこからの4年間は、chaos党がかなりの力を持っていた。
2016年イッテンヨン時点での、NEVER、インターコンチ、IWGPヘビーをchaosが所持していたというのも、理由の一つである。
ところで、話は変わるが、超過激派の内藤哲也率いるLIJを支持する信者たちは、IWGPが3強でローテーションになっていたのに不満があったというが、俺はそうとは思えない。
2015年で言うと、純利益過去最高になった一番の理由は、リマッチによる、IWGPの質の高い試合だと思っている。
2016年は、昔のIWGPのように誰の挑戦でも受けるまではいかないが、去年より挑戦が楽になった気がする。
でも、IWGPの試合の質は2015年に比べて大きく下がった。
3強とは言っていたが、その時は飯伏もいたし、次は飯伏が獲ることで、さらに戦いの質が上がると思っていた。
その時点で内藤哲也は論外だったのは自分の中で当たり前だった。
1人ロスインゴベルナブレスの時は、結果は残しても、全く試合内容は、今よりクソなのだ。
はっきり言って、俺の考えは保守派なのだ。
IWGPの質を上げに上げまくって、選ばれた真の強者のみに限定することで、世界からも注目される世界一のベルトになると思っていたからだ。
だが、その真の強者に内藤哲也は入っていない。俺の中で、新しくIWGP戦線に入るのは柴田勝頼でなければいけないと思っている。
内党を支持するのは、革命をするためには反則乱入も許されるという超過激派の左翼なのだ。
IWGPの価値をさらに上げることを願っている右翼のグレートオノと、IWGP糞食らえ、ナイトーで世界の新日本にすることを願っている左翼のナイトー信者。
意見が合うはずがないのだ。
最後に、内藤哲也がオカダの2億円プロジェクトに噛み付いて、他のレスラーはオカダより上に行けないと、わざわざ言う必要がない。と言っていて、ちゃんと自分で考えずとりあえずナイトー様の意見は正しいと洗脳されたおバカな信者たちはそのとうりだと捲したてるのだが、それは違う。
金曜8時頃のワンダーランドでBUSHI、内藤哲也が出演した回で、ナイトーは、言う必要がないと言ったのだが、BUSHIは違った。そこまで言っても、普通は頑張るでしょ？そこは考え方次第でしょと言ったのだ。
そう。そのとうりなのだ。木谷オーナーがわざわざ、2億円プロジェクトをメディアで言ったのは、他の選手の活性化のためだ。今のままじゃ、絶対にオカダより上には行けないようにしたよ。
これから、這い上がるには、自分で何かしら考えて行動しろよ。できないレスラーはそこまでだよ。という思考が木谷さんにはあったのだと俺は思う。
真壁刀義がいっつもいろんなところで言っている。本物は、地に落ちた時に這い上がれるかどうかなのだ。と。
木谷オーナーは、オカダ以外を全員地に落とした。逆にそこから這い上がったレスラーは本物だし、トップに絡めるようになっているのだ。
そこをファンも考えないとダメだ。
俺が今まで見たファンは考えないで木谷オーナーを批判している。本当にバカな奴らだと思う。
内藤哲也は、その体制批判というやり方でオカダに絡んできた。
これをいろんなレスラーが、やるのを木谷オーナーは望んでいるのだ。
柴田勝頼が、オカダと絡ませてもらえないと愚痴をこぼした映像を見たが、そりゃそうだ。
あいつは、俺は俺流で行くぜタイプだから。これじゃあ一生IWGPには絡めない。
いろいろ考えて選手が活性化してほしい。
はっきり言って、IWGPに絡むには、這い上がるしかないのだ。
内藤哲也と洗脳された信者どもは、内藤哲也の手のひらの上とかよくほざくのだが、それすら木谷オーナーの手のひらの上で転がされているのだ。
木谷オーナーの発言は、他の選手やファンを活性化させるための爆弾だったのだ。
現在の新日本プロレス。
革命派の過激の左翼が多い中で、俺はIWGPの価値をさらに高めるという2015年のやり方の保守派だし、それを言い続けるし、左翼に噛み付き続ける。
すべては、新日本が世界一になる未来のために。