喜多條忠先生のご訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
先生に作詞をしていただいた2015年の「スポットライト」は、僕を初めて「NHK紅白歌合戦」へ連れて行ってくれた曲でした。
先生には、感謝の思いしかありません。
『平成の「神田川」を書いたよ』と、喜多條先生から「スポットライト」の歌詞をいただきました。
そして、初めての紅白出場をとても喜んでくださり、更に背中を押してくださいました。
これからも、ずっと大切に歌い続けていきたいと思います。
「スポットライト」では、初めての「NHK紅白歌合戦」での歌唱だけでなく、忘れられないステージがあります。
2015年11月のNHK「歌謡コンサート」。
この頃は、紅白出場が決まるかどうか毎日ドキドキしている時期でした。
僕の17歳時代の映像とともに、司会の松坂慶子さんが僕と「スポットライト」の紹介をしてくださいました。
『高校生演歌歌手として華々しくデビューした山内惠介さん。しかし、なかなかヒット曲に恵まれず歌が嫌いになったこともありました。それでも休みことなく必死になって歌を届け続けた山内惠介さん・・・・』
あの優しく包まれるような松坂さんのナレーションは、僕を紅白出場へ後押ししてくれた気がします。
今でも僕を初心に帰らせてくれるステージです。
その後、松坂慶子さんとは雑誌「ゆうゆう」(主婦の友社刊)新年号にて表紙・対談でご一緒する機会をいただきました。
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喜多條先生と「スポットライト」が繋いでくれた御縁に感謝しながら、今日一日を大切に過ごしたいと思います。
喜多條忠先生、本当にありがとうございました。
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