最近、就活ルールの廃止が話題となっている。これは、企業が新卒採用の広報開始日を現在、3月1日としているものを廃止するという動きである。広報開始とは実質、企業の採用活動が解禁される日を言っている。これをいつからでも企業は新卒採用活動を開始してもいいということになる。
日本は大学また高校を卒業する学生を在学中に採用試験を実施して次年度の人材を確保していく。昨今、この採用活動が思うようにいかない、予定採用人数を確保できないのが企業の悩みとなっている。なので、ルールを撤廃して各企業の裁量に任せて新卒採用活動をしてもいいとしようとしている。
しかし、現在採用がうまくいっていない企業がはやくから学生に手を出して、採用活動がうまくいくだろうか。現在、採用活動がうまくいっていない企業のほとんどが、その採用活動のやり方に間違いがある。
いわゆるマッチングの問題である。自分達がどういゆ学生が欲しいか具体化されていない、また自身の企業をどういゆう学生が志望してきているのかを具体的に理解していないことが問題であり、そのために採用にいたっていないことを理解するべきである。
一見、就活ルール撤廃が企業にとって有利に働くと思っても、結局学生を採用 できる企業とそうでない企業との採用格差は広がるばかりである。