米沢維新33
こんばんは。中村圭介です。
本日、9月定例会が閉会しました。
今定例会においても、一般質問をおこないましたが
テーマは・・・
【地域循環型経済の構築】を中心に質しました。
戦後の高度経済成長から、1970年代に
自家用車が普及し、大規模な道路改良、都市部近郊での
バイパス整備が全国的に行われ
車の流れに合わせるかのように、住宅や企業の事務所、
ショッピングセンター等の郊外流出が始まります。
更には、学校や病院、役所などの公共施設までもが
郊外へ進出している事例が全国で
目立つようになってきました。
中心部にとって代わり、賑わう中心部郊外の沿線には、
大型家電量販店、ファミリーレストラン、衣服等の販売店などの
大手チェーンの店舗が乱立し、地方の主要沿線は
日本全国一様の景色となっています。
郊外に大型店舗が乱立することで、本来の地域需要を
大きく超える商品供給がおこなわれ、地元商店街と
大手チェーン店との顧客争奪戦が始まりました。
物量に勝る大手になすすべなく、地方の多くの中心部は
シャッター街となり、活気を失っている状態です。
更に状況を深刻化させる事例として、
少子高齢化、人口減少等の影響により
地方におけるマーケットとしての魅力が低下し
郊外から大手の撤退が始まり、内・外から
まちの崩壊がすすんでいるという問題も懸念されております。
いずれにせよ、今後は高齢化率も進み、交通弱者も
ますます増えてくることでしょう。
自家用車が必須となる郊外型ではなく
公共施設や医療、商業施設を中心部に集積し
まちなか居住を推進していくことがなによりも重要です。
そこで、今回の提案は
①農畜産物のみならず、製品、商品の地産地消推進
②売り手、買い手の意識啓発
以上を中心に当局の考えを伺いました。
地産地消の重要性を
市民皆で考え
自分たちの手で
地域を守っていく時代が到来したと
私は考えております。
行政がやるべき事、出来る事は
まだまだあるはず。
この課題については
今後も提言していきたいと思います。