米沢維新33
こんばんは、中村圭介です。
2月25日、米沢市議会3月定例会が開会しました。厳しい財政状況の中、新年度予算が示され、その予算審議が来週より本格的にはじまります。今年度は15億円の赤字が予測されており、新年度における予算額については大変厳しいものを予測しておりましたが、想像以上でした。
新年度一般会計予算は今年度より約39億円少ない【344億円】。ほぼ一律に事業予算がカットされ、更には北部小学校東体育館新設工事、おまつり広場駐車場整備事業等が見送りとなるなど大きなシワ寄せが・・・。
本来であれば財政健全化に向けた計画が示され、それらが反映された予算案でなければならないはずですが、計画策定は今年の秋頃を予定とのこと。かなり遅い!!理由を聞けば、歳入歳出について他市との比較・分析に時間を要すためとの返事であったが、危機感が無いと言わざるを得ない!!
民間企業ではありえない異常な状況。米沢市政を我が事として捉えることが出来ないのではなかろうか。(責任の所在が不明・基本的には給与に影響しないことが要因か?)財政収支バランス改善には経費削減はもちろんのこと、市税収入増加策(産業振興、人口流出の抑制)がもとめられます。しかしそれ以前に【精神の改革】が必要。上杉鷹山公はこの精神の改革を行ったことで米沢藩の財政再建を成し遂げたと言われております。
難しい、時間がかかる、前例がない等々。こんな思考では殻を破ることが出来ません。また、市長が本気にならなければ職員もついてきません。来週からの予算委員会は、こういった思考を、意識を変えていくためにも熱意、情熱ある質疑、提言を行っていきたいと思います。
今ならまだ間に合う。正義を旗印に全力で頑張ります!