米沢維新33


こんにちは、中村圭介です。


前回に引き続き会派視察二日目の報告です。


新潟県会派視察二日目は五泉市に向かいました。


初めに、昨年開校したばかりの愛宕小学校にて


給食室と校舎内の見学。



【米沢維新33】 山形県米沢市在住 中村圭介のブログ


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ここ愛宕小学校の給食は写真の通り


自校方式を採用しております。




五泉市が学校給食をセンター方式から単独自校方式へと


移行することになった背景として


学校給食は教育であり、単にお腹が一杯になればよい


ということだけではなく、栄養補給の食事という機能と


食育という機能を併せ持った給食でなければならない。


センターによる【見えない給食】【大量調理】では


その実現が難しいとの判断から、単独施設による


【自校方式】という方向付けがなされたそうです。


給食の残量が減った。

地元生産者との関わりが増え、地産地消の取り組みがスムーズになった。

出来立てをすぐ食べれる。衛生管理上安全性が高い。


自校方式には以上のようなメリットがある一方


建設費が増大する。(給食施設単独で約2億円程度)

調理員の増員により人件費が増える。


といったようなデメリットもありますが


五泉市では、一部の学校で外部委託を採用しており


人件費の節約を図っておりました。


将来的には一部直営学校を除き


全ての学校で外部委託を採用したいと


話しておられました。


その他、完全米飯給食、地産地消の取り組みも


素晴らしいものがあり


本市においても参考にすべき点が多々ありました。




今回の視察で自校方式の良さを学ぶことができましたが


その一方で増大する建設費、維持費についても再認識。


しかしながら外部委託という取り組みは参考になりました。


しっかりした思いと計画があってこそ


五泉市では自校方式への切り替えが


スムーズに進んだものと思います。


初日の長岡市も同様。


しっかりと根の張った計画がいかに重要か!?


今回の視察で十分肚に落とし込むことができました。