米沢維新33
こんばんは。中村圭介です。
明日、3月議会が開会致します。
いよいよ新文化複合施設問題が
一つの区切りをむかえます事になります。
去年の3月議会で
新文化複合施設関連予算が
賛成多数で可決されました。
ポポロ館跡地に複合施設を建設し
プロポーザルによって
選ばれたプランは
重厚で存在感があり
まちの広場と一体で活用される提案は
中心市街地活性化の可能性を感じさせるものでした。
※まちの広場線も当初は廃止の方針だった。
それが一転・・・
市長選が終わってすぐ
テナント退去交渉が難航している事実を把握した
市長は直接テナント本社を訪れるが
面会は実現せず。
その後、市職員もコンタクトを図るが
成果なし。
去年の3月議会では
この事実を市民にそして議会に
報告される事はありませんでした。
それどころか
3月議会ではテナント退去の現状を
答弁しないように
との意思統一が図られていたことが後に判明。
予算委員会において
テナント退去交渉の進捗について
議員から質問があったにも関わらず。
本当に残念でなりません。
去年の4月9日に当初計画を当局は断念。
我々にとっては本当に衝撃的でした。
市長の面会も叶わない程
交渉が難航している事実を以前より把握していた
当局側からすれば想定通りの結果だった事でしょう。
3月議会において
重大な事実を議会側に伏せ
とりあえず、図書館建設の予算を通す。
アリバイ工作ですよ。
4月20日には
まちの広場案が議会に示されましたが
大反対により一旦白紙となる。
これらの不誠実な対応が
行政当局と議会、市民との間に大きな溝を生み出し
市長が謝罪するといった
異例の事態を生み出しました。
8月臨時会の直前に
地元説明会を開催しましたが
市長が地元住民に対して
恫喝とも取れる発言があり
地元と市長との間に決定的な亀裂が生じる。
残念ながら
8月臨時会は賛成多数により可決。
その後
まちの広場存続を求めて
反対署名活動が展開される事態に。
最終的なプランは
一体的な利用を阻害する
まちの広場線を相互通行に。
駐車場からのアクセスがかなり不便、危険。
道路を横断しなければ施設にたどり着けません。
ポポロ館は空きビルのまま。
100点の当初計画から
減点に次ぐ減点。
とても納得できる内容ではありません。
ここで重要なのが
反対を唱えている多くの人が
複合施設不要!とはいっておりません。
中心市街地活性化の重要性も
ほとんどの方が認識しております。
当初計画の甘さ
不誠実な対応
市民不在のまちづくり
将来のビジョンが無い
これらの事について
ほとんど謝罪もなければ説明もない。
一番重要な部分が欠けていたわけです。
今回の計画は国からの補助金が
最大限活用できるため
ポポロ館跡地に建設する案と比較して
約2億円安く建設できるとの事。
しかし
将来ポポロ館を購入した後
また同じように広場を整備する予定です。
完全な二重投資になります。
国税も我々の税金で賄われております。
米沢市の視点でみれば
効率の良い計画かもしれませんが
国民からみたら
完全な無駄遣い!
こんな国の制度を悪用するような形で
建設された施設を
我々市民は誇れるでしょうか?
悲願の施設が
日本国民から軽蔑される
恥の象徴
となってしまうでしょう。
そもそも明らかに無駄が多い
今回の計画を国は認めるのでしょうか?
私には考えられません。
だからこそ当初案なのです。
国の補助制度が無くなることは考えにくい。
過去の例からいって借地借家法の訴訟は
約2年で決着する事が多い。
駐車場と複合施設は隣接させるべき。
利便性と安全性はお金に換えられない。
2億円安いというが
今後整備される予定の広場について
なんらプランは示されていない。
つまり工事費がかさめば
2億円の差はあっという間に縮まります。
今年一年をポポロ館案で進めるべく
じっくりと議論を重ね
市民合意のもと、誰もが待ち望む
施設建設を行いたいものです。
最後まであきらめません!!!!!