米沢維新33
こんばんは、本日の臨時会の報告です。
こんばんは、本日の臨時会の報告です。
新文化複合施設(まちの広場案)に関する補正予算は
賛成12名
反対10名
退席 1名
以上の通り賛成多数で可決となりました。
民意と市民全体の利益を考え今回は自信をもって反対させていただ
きました。当初から議決に不利な状況を察知しておりましたので街
頭で多くの皆様に今の危機的状況を訴えさせていただきました。皆
さんに協力いただいたアンケートの結果も胸を張って賛成派議員、
行政に訴えました。たくさんの激励もいただきました。本当にあり
がとうございます。
そして
みなさんの期待に応えることができずすみませんでした。
...
今は自分の無力さを痛感してます。
しかし約束します。
今回は多額の税金が投じられる大きな問題であったため大きく告知
しました。今後も金額に関わらずかなりの案件を審議することにな
ります。そのすべてに自分の全力で立ち向かいます。
複雑な心境ではありますが、応援して下さった皆様に心より感謝申
し上げます。
※今回の臨時会で反対派の同志を代表し反対討論をさせていただき
ました。その全文をここに掲載します。
以下より反対討論原稿
さて、私からは【議第54号 平成24年度米沢市一般会計補正予
算第2号】に対して反対の立場で討論をさせていただきます。
混迷を極めた新文化複合施設問題ですが、本日一つの区切りを迎え
ようとしております。振り返れば3月議会の議決後わずか
ひと月足らずで当初案が頓挫。急遽示された【まちの広場案】は
その稚拙な内容から反対意見が続出し、5月臨時議会の開催を断念
。
6月19日から始まった市議会全員協議会はわずか4回で終了。
そして当局は再度【まちの広場】案を示すに至りました。
私は今回のまちの広場案に断固反対です。
当局は町の広場案に対し
【市有地であるために、購入費用が発生しない】
と説明しておりましたが、この用地は取得に約6億円、整備費に約
3億円を費やした本市にとって貴重な財産であり、立派な施設でも
あります。また代替え地については訴訟問題が解決した後に
ポポロ館を買収し、新たに公園を整備するといった内容ですが。
訴訟が解決する時期・土地の取得金額・新たな公園の整備費
全てが不明であり計画を実行するための担保がなにもありません。
また、当初案策定にかかわってきた関係者のこれまでの努力や基本
設計費約2000万円も無駄になってしまいます。
そしてなにより、訴訟の結果次第では、テナント入居者がそのまま
営業を続けていくことも想定されます。複合施設と衰退の象徴とも
いえる空きビルが一緒に存在する可能性も拭い去れません。そんな
状況で我々がいままで議論を重ねてきた中心市街地活性化をなし得
ることができるのでしょうか。
年間9万人を超える市民が利用する中心部の憩いの場、
まちの広場を絶対に無くさないで欲しい!!
そしてこれは私だけの思いではありません。みなさんもご承知の通
り、地元の中部地区連絡協議会からも同様の声が議長あてに要望書
として提出されました。これまで行政は事業をすすめる際に地元の
声を尊重し一丸となって事業の実施に取り組んできたはずです。
市民が主役のまちでありたいといっていた市長の言葉は全くのデタ
ラメだったのでしょうか?そして先ほどの海老名議員の質問で明ら
かになったように、市長は自分の思い通りにならなければ恫喝とも
とれるような行動に出る。これでは市民が市長、行政に対し夢や希
望を抱く事はできません。
そしてさらに私は多くの市民の声を頂いております。
当局が新文化複合施設に関する市民からの意見を集約した報告書を
8月2日の議会全員協議会でいただきましたが、意見数は108件
。年代別割合をみてみると20代が一人、30代が5人、40代が
12人となっており、ここまでの年代で合計18件。全体の16%
の回答率です。ちなみに60代以上の方が合計で60件。全体の5
6%を占めておりました。これを民意とするにはあまりにも偏って
いる
という事で、若い世代の意見をもっと聞いてほしいとの要望をしま
したが、いまだその方法についてなんら示されておりません。
このアンケート結果を補完すべく私がフェイスブックを活用し多く
の市民から意見をいただく事ができました。
その数昨日現在で145件。年代は20代から40代までが全体の
約95%を占める結果です。寄せられた意見は【当初案、代案につ
いてもっと深く議論するべき】【もっと別の事業に税金を投じるべ
き】との声が全体の約90%を占める結果となりました。
これがこれからの米沢を担っていく若者の声なのです。
前段でも述べた地元の声。そして市民の声。これらを無視した議決
が許されるでしょうか?市民不在の事業など許されるはずがありま
せん。
最後になりますが、私は新文化複合施設建設そのものに反対してい
るのではありません。これまでの関係者のご尽力や、教育文化のま
ち米沢にふさわしい、図書館、市民ギャラリーを望む市民の意見も
十分承知しております。これらを踏まえ3月議会で承認したわけで
す。
私から言うまでもなくこの議決というものは非常に重いものです。
だからこそ当初案を大切にしなければなりません。
当初案であれば、今年度中の訴訟解決が実現すれば、最良の形で計
画を推し進める事ができます。また訴訟が長引いても候補に挙がっ
ていた2期申請という方法があります。そして、そこには時間的余
裕も生まれるはずです。ここは一度冷静になり新文化複合施設問題
について考え直す良い機会ではないでしょうか?
市長が謝罪し、減給を明言するまでに至った今回の問題。
そして我々市民や議会との間に生じた不信感や大きな溝。
今の行政は国の補助金にだけとらわれて大切なものを見失っている
ように感じます。やるべきことはもっとほかにあるはずです!
再度申し上げます。
市民、そして地元の声に耳をかたむけてください。複合施設及び中
心市街地活性化の重要性をもっともっと市民に発信して下さい。
市民不在のまちづくりは絶対に成功しません。市民が誇りに思える
、そして心から愛せる複合施設の建設を実現するためにも議員各位
の賢明なる判断をお願いし反対討論といたします。
しかし約束します。
今回は多額の税金が投じられる大きな問題であったため大きく告知
しました。今後も金額に関わらずかなりの案件を審議することにな
ります。そのすべてに自分の全力で立ち向かいます。
複雑な心境ではありますが、応援して下さった皆様に心より感謝申
し上げます。
※今回の臨時会で反対派の同志を代表し反対討論をさせていただき
ました。その全文をここに掲載します。
以下より反対討論原稿
さて、私からは【議第54号 平成24年度米沢市一般会計補正予
算第2号】に対して反対の立場で討論をさせていただきます。
混迷を極めた新文化複合施設問題ですが、本日一つの区切りを迎え
ようとしております。振り返れば3月議会の議決後わずか
ひと月足らずで当初案が頓挫。急遽示された【まちの広場案】は
その稚拙な内容から反対意見が続出し、5月臨時議会の開催を断念
。
6月19日から始まった市議会全員協議会はわずか4回で終了。
そして当局は再度【まちの広場】案を示すに至りました。
私は今回のまちの広場案に断固反対です。
当局は町の広場案に対し
【市有地であるために、購入費用が発生しない】
と説明しておりましたが、この用地は取得に約6億円、整備費に約
3億円を費やした本市にとって貴重な財産であり、立派な施設でも
あります。また代替え地については訴訟問題が解決した後に
ポポロ館を買収し、新たに公園を整備するといった内容ですが。
訴訟が解決する時期・土地の取得金額・新たな公園の整備費
全てが不明であり計画を実行するための担保がなにもありません。
また、当初案策定にかかわってきた関係者のこれまでの努力や基本
設計費約2000万円も無駄になってしまいます。
そしてなにより、訴訟の結果次第では、テナント入居者がそのまま
営業を続けていくことも想定されます。複合施設と衰退の象徴とも
いえる空きビルが一緒に存在する可能性も拭い去れません。そんな
状況で我々がいままで議論を重ねてきた中心市街地活性化をなし得
ることができるのでしょうか。
年間9万人を超える市民が利用する中心部の憩いの場、
まちの広場を絶対に無くさないで欲しい!!
そしてこれは私だけの思いではありません。みなさんもご承知の通
り、地元の中部地区連絡協議会からも同様の声が議長あてに要望書
として提出されました。これまで行政は事業をすすめる際に地元の
声を尊重し一丸となって事業の実施に取り組んできたはずです。
市民が主役のまちでありたいといっていた市長の言葉は全くのデタ
ラメだったのでしょうか?そして先ほどの海老名議員の質問で明ら
かになったように、市長は自分の思い通りにならなければ恫喝とも
とれるような行動に出る。これでは市民が市長、行政に対し夢や希
望を抱く事はできません。
そしてさらに私は多くの市民の声を頂いております。
当局が新文化複合施設に関する市民からの意見を集約した報告書を
8月2日の議会全員協議会でいただきましたが、意見数は108件
。年代別割合をみてみると20代が一人、30代が5人、40代が
12人となっており、ここまでの年代で合計18件。全体の16%
の回答率です。ちなみに60代以上の方が合計で60件。全体の5
6%を占めておりました。これを民意とするにはあまりにも偏って
いる
という事で、若い世代の意見をもっと聞いてほしいとの要望をしま
したが、いまだその方法についてなんら示されておりません。
このアンケート結果を補完すべく私がフェイスブックを活用し多く
の市民から意見をいただく事ができました。
その数昨日現在で145件。年代は20代から40代までが全体の
約95%を占める結果です。寄せられた意見は【当初案、代案につ
いてもっと深く議論するべき】【もっと別の事業に税金を投じるべ
き】との声が全体の約90%を占める結果となりました。
これがこれからの米沢を担っていく若者の声なのです。
前段でも述べた地元の声。そして市民の声。これらを無視した議決
が許されるでしょうか?市民不在の事業など許されるはずがありま
せん。
最後になりますが、私は新文化複合施設建設そのものに反対してい
るのではありません。これまでの関係者のご尽力や、教育文化のま
ち米沢にふさわしい、図書館、市民ギャラリーを望む市民の意見も
十分承知しております。これらを踏まえ3月議会で承認したわけで
す。
私から言うまでもなくこの議決というものは非常に重いものです。
だからこそ当初案を大切にしなければなりません。
当初案であれば、今年度中の訴訟解決が実現すれば、最良の形で計
画を推し進める事ができます。また訴訟が長引いても候補に挙がっ
ていた2期申請という方法があります。そして、そこには時間的余
裕も生まれるはずです。ここは一度冷静になり新文化複合施設問題
について考え直す良い機会ではないでしょうか?
市長が謝罪し、減給を明言するまでに至った今回の問題。
そして我々市民や議会との間に生じた不信感や大きな溝。
今の行政は国の補助金にだけとらわれて大切なものを見失っている
ように感じます。やるべきことはもっとほかにあるはずです!
再度申し上げます。
市民、そして地元の声に耳をかたむけてください。複合施設及び中
心市街地活性化の重要性をもっともっと市民に発信して下さい。
市民不在のまちづくりは絶対に成功しません。市民が誇りに思える
、そして心から愛せる複合施設の建設を実現するためにも議員各位
の賢明なる判断をお願いし反対討論といたします。