米沢維新33
こんにちは、中村圭介です。
昨日の研修会の報告です!
米沢市立病院から講師をお招きして
【オストメイトの支援】について学びました。
オストメイト?あまり聞きなれない言葉ですが
病気などが原因で腹壁に人口肛門や人工膀胱を
持つ人の国際的な名称を【オストメイト】というそうです。
↑は、ストーマ(人工排泄工)装具です。
排泄経路が腹壁に変わり、排泄の自己
コントロールが困難になるために
ストーマ装具を常時装着することになります。
また装具の装着や交換、皮膚周囲の清拭、洗浄などが
必要となるために、専用のトイレが必要となります。
必要とされる設備
・便や尿を流せる便器や汚物洗浄台がある
・ストーマ部位を洗浄できる温水シャワーがある
・使用済み補助具を捨てる汚物入れがある
・身長にあわせて上下移動できる踏み台がある
・補助具の装着に必要な姿見鏡がある等々
米沢市の主な設置場所は・・・
米沢市役所・置賜総合支庁・米沢四中仮設校舎など
民間では一部のスーパーに限られ
設置がまだまだ進んでおりません。
日本全国には約18万人のオストメイトの方が
いらっしゃるそうです。(米沢市は約140名)
日本の食文化も欧米化し
大腸ガン等の発生率も高まっております。
トイレの整備や精神的なケア、装具購入の支援など
基盤整備がもとめられている事を実感しました。
オストメイトの方が安心して外出できる。
安心して米沢に観光旅行ができる。
災害時の装具の確保、トイレ設置
今後、さまざまな問題と課題に取組みます!

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