↓20210924に最新記事追加。クラッチ、ブレーキ握らなくても負担がかかっていました。

 

20200917の記事「続、ツーリング後、右手の親指に力が入らなくなる問題」

20200911の記事「ツーリング後、右手の親指に力が入らなくなる問題」

にも書きましたが、今日もツーリングの途中に左の親指が痛くなってきました(右の親指はスロットルアシストでもう痛くない。)。バイクにもだいぶ慣れてきたので、手の動きを見る余裕も出て、本日やっと原因が判明しました。原因が判明したので、解決策もあるのですが、お金がかかるので、ひとまず妥協策で対応しました。次のツーリングで様子を見たいと思います。

 

まず、原因です。

クラッチとハンドルは開こうとする力が働いているので、クラッチを握ると親指側にはハンドルから自分の体の向きに押す力が加わります。

手袋ない状態の写真も載せます。第二関節が曲がる向きは黄色矢印の向きなのに、関節が動く向きと全く異なる赤矢印方向に力が加わることになります。3次元の話で説明しづらいので、何枚か写真を載せます。

これでは痛くなるのは当たり前です。握力とか関係ありません。クラッチ握るたびに関節の動く方向と異なる向きの力が加わると関節が壊れるか炎症を起こしても当たり前です。

なので、多分手が小さい人が痛くなり、手が大きい人は痛くならないと思います。手が大きい人なら、人差指と親指の付け根がハンドルに当たってる状態でも、レバーに指が届くからです。手が小さいとレバーに届かないため、ハンドルとレバーとの距離を稼ぐために、この形になって、親指の第二関節が横からの力で押されることになります。

以上が親指が痛くなる原因です。原因がわかれば対策も簡単です。
親指と人差指の間にハンドルを着けた状態でクラッチレバーが握ることのできる距離にあればいいわけです。

であれば、クラッチを握ったときの応力が関節ではなく、親指と人差指の間で受けるので親指は痛くなりません。
 

で、今日ツーリングの帰りにホンダに寄り、間隔を狭めることができるか確認した所、この距離を縮めるには、クラッチレバーを買わないといけないようです。

 

となれば次善の策です。レバーを上にずらすことで、反作用となる点を親指の第二関節から親指と人差し指の間にずらすことが可能となります。これにより、親指の第二関節が横の手首方向に力が加わるのを抑制できます。

伝わるでしょうか一枚目が通常のハンドルよりやや下にレバーがある状態。二枚目がレバーをハンドルと水平ぐらいにした場合のイメージです。黄色の丸ではなく、親指と人差指の間でクラッチの応力を受ける形にします。

ホンダの人にこれぐらい(地面と水平)になるくらいまでの角度の人はいるか?と確認した所、いないとのこと。親指が痛いという人がいないか?とも確認したが、どうもそういう話は無い様子。

あまり例がないようですが、痛みには変えられないので、ひとまず角度をずらしてもらいました。

レバーを水平にしても、レバーとの距離は同じなので、普通に操作すると一枚目の写真のように親指の付け根に負荷がかかります。

このやり方を活かすには、二枚目の写真のように手首を上に上げるような形にして、ハンドルからの応力を人差指と親指の付け根で受けるようにしてください(詳しくは以下のリンクを見ていただきたいが、親指はなるべく接触させないで、人差し指の付け根を使う。)。

家まで運転しましたが、指を伸ばすときにレバーに当たるのでちょっとやりづらいです。手首を上に曲げて操作しなくてはなりません。

でも親指の第二関節に握るときの反作用がないのは確認できました。レバーの角度は腕と一直線という事になっていますが、握った時に親指の関節に負担がかからない角度のほうが重要です。

 

このリンクを見てください↓(人差し指の付け根を常にグリップにくっつけておくことがコツ。レバーが遠いからと親指の付け根をグリップに付けると、関節に変な方向に力が加わるので親指が痛くなる。)