本日は飲食セーフティーネットワークのシンポジウムに参加してきました。

登壇された方は

内部被曝を考える市民研究会の川根眞也氏

http://www.radiationexposuresociety.com/

野呂美佳さん、東大病院の女医さん、

アニマルフォレスト(福島エリアの動物のお話)、

さらには郡山でお母さん達の為に啓蒙活動されている飯田さん

そうそうたるものでした。

一部かいつまんで…(川根先生パート)

ICRPの例の有名なグラフや

そのICRPの言うところの実効線量の係数が

外部被曝も内部被曝も1:1で考えているという話は大変参考になります

(クリス・バスビー氏のたとえを解説)

「外部被曝とは、炭の火の前に座ること、内部被曝とは、燃えている炭を口の中に入れること」

(同じに考えるほうがおかしいですよね?)

海の汚染など…とにかく行政や一般の測定機関から出される情報をしっかり精査することは大事。

たとえばこちらは海水中のセシウム

福島沖が高いというわけではないようです。

イメージ 1

興味深いことに海水のSr-90の値は福島第一近くよりも仙台湾や千葉のほうが高かったりします。

宮城県はいまだに降下物の情報を出さないですよね…東北大がデータを持っているはず?

海産物だとウニがSr-90の移行率が高かったりするようです。

セシウムだとブリやカツオがタラを抜いてトップでした。これは連鎖の関連でしょうが、現実的には
タラの数字が際立ってるようです。

続いてのたとえで牛肉ですが、

イメージ 2

親牛であるホルスタインが食肉として処理されることがある

これは実は以前からも業者でいうところの「ホルスの和牛」ということで、よく流通しているものなのです

こちらが特に危険でしょう。

もともと食用でないので食べているえさも3000Bq/kgの稲ワラまでOK。

気になるものでも特にピンポイントに気をつけていけばいいのでしょうね。

もちろん行政の測定も行われておりますが

上記の心配はその25Bq/kgなどの下限値の下の話です。

川根先生いわく、しっかりと測定値、数値もしっかり明記する販売方法が良い、とのことですが

数値を受け取る側の知識やモノサシもしっかりとしていないと、単に非難されて終わりという

ことにもなりかねません。

わたしは1日1Bq/kg

川根先生は4Bqだそうです。 

たしかにこういった数値は持っておいたほうが分りやすいほうがいいですね。

そうでないとメーカーや農家さんががんばって小さい数値まで測定しても意味がなくなってしまいます。

みなさんはモノサシをもってますか?

さて

肝心な事故後の疾患の数や症例ですが、今回見た資料や話の中でもやはり・・・と思うものが

数多くありました。こちらも資料として測定室において置きますのでよろしければごらんください。

話はどの方のも興味深く、いろいろな思いや考え、自分もリセットされた感がいたします。

川根先生の話は、本人曰く「長い」とは聞いておりましたが、

もっともっと話が聞きたいと思わせるほどの話の上手さに感服いたしました。

その後の懇親会(美味しいエリオロカンダの料理を囲んで)

情報も交換、大変有意義にすごしました。

ありがとうございました。