議会改革検討会 2013.8.21
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にも書いています。
今日の午前中、議会改革検討会が開催されました。
議員倫理条例を専門家の意見を聞いている間に、次回以降議論する内容を各会派出し合おうという事で開催されました。
まずは、共産党議員団からは、議会報告会開催について、災害用議員団ベストについて。
新政クラブからは、政務活動費の使途基準の見直しについて、代表質問の一問一答制の導入について。
公明党議員団からは、会議の開催通知の簡略化と議長カーの見直しについて
新拓進クラブからは、議会役員の任期について。
自由市民からは、政務活動費の使途と交付時期についてがそれぞれ提案されました。
それぞれ議論になったのですが、次回までに各会派相談して持ち寄るものなど整理しました。
まず、議員倫理条例終了後に議会基本条例の賛否も含め検討するとになったのが・・・
議会報告会の開催(共産)
代表質問の一問一答(新政)
議会役員の任期について(公明)
です。
そして決まった事。
公明党提案の会議の開催通知の簡素化については、「文章で知らせる」とある「文章」の認識をどうするのか?
紙で知らせるのも文章、メールで知らせるの文章。
微々たる経費ではあるが、メールなどで知らせたらいいのではないかとは思いますし、全議員に配布しなくても、全員が通る場所に啓示するのも方法ではないでしょうか。
このことについては、簡素化する方向で事務的に検討しようとなりました。
議長カーについては、黒いクラウンハイブリッドを使用していますが、見るからに重厚感があって、威圧感もあります。
それより、市長がつかっている7人乗りのハイブリットカーに変えれば、少人数の議会での移動でも使用できるし、それの方がいいのではという意見。
この件に関しては、議長の裁量の範囲内であることから、リース契約時になるか、早急な対応となるのかを今回の議論をうけて判断していただくことになりました。
共産党提案の災害時に着用する「議員ベスト」については、南部市議会議長会に揃えましょうと提案した事から、貝塚市でも準備を始めたいとは思っていましたが、それが、最終的に制作するのかどうかを決めていなかった事もあり、各会派の意見を聞くことになりました。
僕達新政クラブ・自由市民、共産党が作るものと認識しており、公明党が会派の中でも別の意見もあるとの事。新拓進に至っては、聞いていても賛成なのか反対なのかよくわかりませんでした。
新拓進さんは「ベスト作っても、使用するルールを決めなければならない」なんて訳のわからない事を言い出すんです。
僕達議員は、議員になった時に、作業服やヘルメット、長靴等支給されます。
これはいざとなったら議員として使用して下さいという意味で、これらのものを使用するのに決まり事なんてありません。
ましては今回作ろうとするベストについては、私費でつくろうという流れになっていると思うのですが、話をややこしくするだけで本当に訳わかりませんでした。
いずれにしても議員団ベストについても会派でもう一度議論して持ち帰ることになりました。
最後に新政クラブと自由市民提案の「政務活動費」の使途基準について。
この議会改革検討会の初期段階で、政務活動費(当時は政務調査費)の使途基準を明確にしようという議論になりました。
そんな中で、旅費については、「市長等の旅費規程に準ずるという項目があるんです。(これ若干違いますが職員旅費規程と同じものなんです)
これが実は厄介で、1年間この規定で使用すると思わぬ弊害も出てきました。
まず、この市長等の旅費規定は、一番安い料金で計算されるんです。
予約時期によれば早割が適応されます。しかし実際予約を入れる段階で早割が適応されない場合もあります。
こうなると、この差額は僕達が私費で賄っています。
また、旅費規程の中に、当該市役所に一番近い駅から市役所までの交通は含まれますが、市役所から宿泊施設までの交通は含まれていません。
これも私費で賄っています。
そこで、今回僕たちが提案したのは、「旅費規程」に準ずるのではなく、我々で旅費規定を考えようというものなんです。(職員旅費規定は宿泊費は一律金額が決まっていますが、議員の旅費では最高16000円でそれ以内の領収証等で支給されています)
もう一つ。
「旅費規程」内を限度とするという項目がありますから、逆に僕たちが予約した運賃やレンタカー代の方が安くつく場合がありますが、これは当たり前ですが返却しているんですよ。
だから、「旅費規程」を策定し、実状にあったようにしてほしいと提案しました。
これについても議論している中で、新拓進クラブ(+無会派議員)さんが先日の全国議長会の研修に参加する際座席をプレミアムシートを使用していたことがわかりました。
本人たち曰く「プレミアムシートってあんなのって知らなかった」「パックだから値段変わらなかった」と言いますが、そんな訳ありませんよね。
新幹線でいうと「グリーン車」と考えていただいたらわかりますよね。
私用で移動しているならいざ知らず、議長会の研修参加や会派視察は議員としていっているのだから移動費は公金が支出されます。
そんな事をしているから議会は何してんやってお叱りも受けるんですよね。
真面目にしている僕たちもいい迷惑です。
話はそれましたが・・・
今回の政務活動費の使途基準の見直しは、事務的にも整理されますし、僕たちも便利で使用しやすくなりますので、是非実現しないと思っています。
後、自由市民から提案された、政務活動費の交付記事については現在の6月1日を5月1日する事で調整する事になっています。
次回は9月議会終了後ですから10月に開催予定。
少し間延びしますが会派での調整も行いたいと思っています。
貝塚市議会議員 南野けいすけ ホームページ
http://keisuke-nanno.com
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