12月に突入し、2019年も残すところあと1ヶ月! 早いな……。

そしてようやく「寒く」なってきましたね。

知人の洋服ブランドの代表も「今年は秋冬モノがまったく売れない……」と嘆いていましたが、急に「ダウンジャケットほしい〜」という気持ちになってきました。

これからしばらく、我われのような編集者にとっては“早朝ロケ”がキツくなる季節でもあります。

 

今週はそんな“ロケ取材”が続きました。しかもたまたまなんですがクルマでのドライブ取材、そしてなぜか「SUV」ばかり。

 

 

まずはこれ。英国を代表するラグジュアリーSUV、レンジローバーで高尾方面に出かけてきました。紅葉はピーク過ぎていたようなんだけど、まだこういうきれいな赤い葉が残っていました。

そして“キング・オブ・SUV”といえるレンジローバー、何が驚いたかと言うとその「乗り心地」。いや、乗り心地は昔からいいのだけど、あらためて乗ると、そのヒタヒタとした、トロットロの、極上の柔らかい乗り心地に感激。

 

たしかにこのクルマに乗ってしまったら、「次」が考えられなくなるな……と思いました。だって、こんなにラグジュアリーで乗り心地いいのに、いざオフロードに行けば、岩場だって川だって、ものともせずにガシガシすすめるんですよ。まさにラグジュアリー&ワイルド。“いつか”は乗りたいと思わせる、究極のSUVでした。

 

 

そして2台目はこれ。ある意味、レンジとは対極の存在、スズキ・ジムニー。

ご存知、軽自動車にして本格クロスカントリー4WD。世界を見わたしても唯一無二の存在といえるスモールSUVです。

 

2018年に20年ぶりのフルモデルチェンジを受けたのだけど、デザインモチーフは昔に戻ってスクエアになり、これがいま見ると新鮮。中身も一新されて、もはや“軽”ということはまったく感じさせない走りとクオリティ。もちろんオフロード性能にもますます磨きがかかってます。

 

そのおかげで問題が……。売れすぎて、納車までかなり待つらしいです(汗)。長いと1年ぐらい? 今は少し落ち着いたのかな? でも20年ぶりのモデルチェンジだし、今後も長くつくり続けられることを考えれば、待ってでも手に入れる価値はありますね。

 

今回の試乗はオンロードだけだったけど、想像以上の走りでした。これでオフロード遊びに行ってみたいな。

 

 

そして今週、最後に乗ったのはコレ! カワニシ的には大本命のSUV、ジープ・ラングラー。

 

なぜ“本命”かといえば、僕はこの先代モデルのラングラーに乗っていたんです。事情があって手放してしまったのだけど「またいつかほしい…」と思ってるので、この新型ラングラーはとても気になってました。

 

じつはこのラングラーに乗ったのは「EIGHTH」の取材。“アメリカンSUVのラングラーに乗って、アメリカンフードの代表である「ハンバーガー」を食べに行く”という企画だったのです。

 

ということで新型に乗った感想などは、そちらの記事に書くのでお待ちいただくとして(^^)、一言でいうと「かなり進化していて、また欲しくなった!」でした。見た目はジープの伝統的な丸いヘッドライトやスクエアなボディをしっかり踏襲していて、それでいながら走りは想像以上に洗練されていました。

 

そしてもうひとつ、試乗したラングラーで感激したのは……。

 

 

屋根がオープンになること!しかも電動なのでスイッチ押すだけでこの開放感が手に入る! イエローのボディカラーとも合わせて、ふとクルマをとめて眺めると「ここはアメリカ西海岸か?」と思わせるようなアメリカンなオーラが(笑)。

 

ということで、イギリス、日本、アメリカを代表する、3車3様のSUVに乗った今週、とても楽しかった!