JR両国駅前で行われていたバイクイベント
「NEUTRAL(ニュートラル)」に行ってきました。
 
家から近いので、歩きで(笑)
両国駅の真ん前でした。国技館の横。
 
こんな都心でバイクのイベントやってることがまず、すごい。
バイクが集まるとなると、場所や音の関係で、
どうしても都心から離れた場所でやらざるを得ない。
 
あ、僕は新木場のスタジオコーストで
「MOTO NAVI CAFE」やったことあったけど。
 
でもやっぱりJRでの駅前でバイクイベントってのは、すごい。
 
 
ピックアップの荷台にDJブースをつくって、音楽をガンガン鳴らして。
雰囲気もこれまでのバイク系イベントとはぜんぜん違う。
外国人の姿も目立った。
観光でたまたま通りかかったという訳ではなく、来場者で。
NEUTRALのイベントTシャツ来てる外人も結構いたから。



イベント会場の雰囲気はこんな感じ。

 

 
イベントの主催者テント的な?
じつは昼間はたくさんブース・テント出てたらしいんだけど、
僕が行ったのは夕方だったから、ほとんどが撤収した後だった。

 

 

 
ブースではイベントTシャツ売ってました。
Tシャツには1枚ずつプリントが手摺りされる。
そんなところもセンスが感じられる。
 
じつはこの「NEUTRAL」若い(20代?)のバイク乗り3人が主宰しているそう。
そのせいか、来ているライダーの層も若い。20代がメイン。
 
でもそれって、いいことだと思う。
いまのバイクシーンって、40、50代がメインだったからね。
つまり80年代のバイクブームからずっと乗り続けてきた、
僕らが引っ張ってきたんだけど、
そろそろ若い子のバイクシーンが登場しなければ、
このままどんどん先細りになってしまう。
じっさい、そうなりつつあったしね。

 

 

 
「ライブアート」として展示されてたCB1000。
たぶんタンクのグラフィックをライブペイントしたのかな。
 
もうブースはほとんど出てなかったけど、
来場者のバイクを眺めるだけでも、すごく面白い。
目立っていたのはカスタムバイク。
とにかくカスタムが多かったな。
いまの若い子の好むバイク、バイクカルチャーが垣間見えて、
とても参考になったし、いろいろ話もできた。
 

 

 
これはぱっと目を引かれた、ドゥカティ・スクランブラーのカスタム。
リアのトランク、サイドのミリタリーなボックス、
反対サイドにもレザーのバッグを付けてた。
燃料タンクのサイドにはウッド調のプリントを貼って。
ハンドメイド感のあるカスタム。
カントリー&ミリタリー、とでも言おうか。
オーナーは26歳だった。

 

 

 
これもかなりインパクトのあった2台。
手前はBMW R80のカスタム。BMWモトラッド横浜でカスタムしたそう。
なんとなくハーレー的なカスタムだよね。
 
そして奥はなんと、ホンダ・ホーネットのカスタム!
最初、ベースがなんのモデルだかわからなかった^^;
聞いたら、自分でイジっていて、
ホンダCBV350(だったっけ?)のタンクを合わせたそう。
「シロウトなんで限界あります」と言っていたけど、
いやー、センスすごいよ。
だってホーネットがこんなカッコよくなってるんだもん^^;

 

 

 
その隣のこれもすごかった。
BMW R100のカスタムなんだけど、
フロントはホンダNS250のカウル、リアはドカのMHRの社外品カウル!とのこと。
マットグレイにペイントしている。
そのセンスが斬新すぎる^^; 
こちらも自作系。

 

 

 

 

これはSRだね。スクランブラー風カフェレーサーというか。

タンクが凹面になっているのが面白い。

やはりSRはちょいちょい見かけたな。

 

 

 

これはイベント主催者でもある彼のバイク。さすがにまとまってる。

じつは革ジャンで有名な「KADOYA」のデザイナー。

タンクに「KADOYA」って書いてある(^^)

DEUS(デウス)ふうだね。

グレイに塗って、カッコいいよね。

 

 

 

これは今どきのヨーロッパでのカスタムトレンドど真ん中という感じ。

BMW Rをスカスカにしたカスタムだけど、ゴールドのペイントが渋い。

これはバイクの近くにいた、外国人のバイクなのかな。

 

 

 

これもSRだね。メットが2コぶら下げてあったけど、

タンデムで来てる子も少なくなかった。

もちろん男女でね。

若い頃、さんざんタンデムで青春した者としては、

ぜひ今の若い子にもタンデムを経験してほしい(笑)

最高のデートマシンだよ(^^)

もちろん、安全運転でねー。

 

 
オフ車は少なかったけど、何台かいた。
これはモタードだけど。
スズキDR-Z?
元ネタわからんけど、アニメ系のペイントがすごい。
まさにストリートカスタムという感じ。

 

 

 
こちらはオーナーも一緒に撮らせてもらった。
KTM RC8をマットブラックにペイントして、
ナイキの「スウィッシュマーク」を入れてる。
本人もナイキを着て。
隠れちゃってるけど、下もカッコよくまとめてたな。
バイクにスポカジを合わせるって、カッコいいと思う。
僕らオジサンにはなかなか難しいけどな。
若い人ならでは。似合う。
彼も女の子と着てた。カッコいいよね。
 
この「NEUTRAL」に来たら、最初自分はちょっと“場違い”な感じさえした。
なんだか海外のイベントでも見に来たような。
 
でも来ている人たちに話を聞いたりしているうちに、
バイクを楽しんだり、こうして集まってうだうだしてる感じとか、
そういうのは年関係なく同じだなーと思ったし、
きっと僕らも若いころ、当時のベテランライダーからは
「こいつらオレたちとは違うな」って思われてたハズだ。
 
そんな風に考えてこの「NEUTRAL」を見ていたら、
なんだかとても感慨深くなってしまった。
 
“バイク離れ”なんて言われるけど、
いまの若い子の中にもバイク好きはたくさん居るし、
僕らが「敵わないな」と思うようなセンスあるバイク乗りも多い。
ぜんぜん心配ないな、ってね。
 
なんだか自分もこんな、若い子が集まるバイクイベント、やりたくなってしまった。
なんて、さすがにムリか(笑)