好きなプロレスの試合を語るシリーズ4

1998年6月12日日本武道館
三冠ヘビー級選手権試合
川田利明対小橋健太

中学2年生のときの試合で、はっきりいろいろ覚えていて、まず5月1日に行われた全日本プロレス初の東京ドーム大会のメインで川田さんが三沢さんから王座を奪取し、勢い的に川田さんが有利ではと思っていたが、家族で行ったラーメン屋で東スポを見ていて「小橋さん勝利」という結果を知った。

もちろん録画中継でも見たし、間違えて上書きしてしまった時には「レッスル池袋店」からこの試合のビデオを注文した。

この一戦は小橋さんがこの日から入場曲に「GRAND SWORD」を使用。試合後には「新時代宣言」とインパクトがいろいろあった。

試合内容を振り返ると

まず両者、体が凄すぎる…、序盤から中盤あたりはニードロップやラリアットなど川田さんの攻撃が目立ったが、小橋さんもハーフネルソンスープレックスや投げっぱなしタイガースープレックスで追い上げる。それでも、川田さんもデンジャラスバックドロップ、ジャンピングハイキック、パワーボム、腕ひしぎ、ストレッチプラムなどの猛攻!



しかし、ここから小橋さんの剛腕ラリアットが5発炸裂することになる。



3発目のラリアットを食らいながらもフラフラしながらジャンピングハイキックを決めるなど川田さんも意地を見せるが、フィニッシュは強烈すぎるショートレンジ剛腕ラリアット!横殴りのラリアットで川田さんは首から体ごと横へもっていかれた。



まさに勝者も敗者も超人…。

このラリアットも何度も繰り返し見て、スローでも何回見たことか。当時、改めて

「プロレスラーになれるわけがない」

と思った技の一つ。
小橋さんのラリアットにも夢中になり、ビデオデッキ二台を使って小橋さんのラリアット集を作ったり、プロレス観戦の時も「小橋さんのラリアットが見たい」と強く思っていた。

今回、この試合を上げたが、もちろん他にも川田さん対小橋さんの好きな試合がたくさんある。

小橋さんの引退試合を観戦に行った時に、川田さんが登場したシーンにも大興奮し、感動しました。