札幌大会が近づいてきましたので、札幌で経験した不思議な体験を一つ。
自分の右眉毛にはおそらく一生消えないであろう傷がある。

2016年12月札幌
その日、試合後のイベントで結構飲んで酔ってはいた。さらに寝不足、風邪気味だったので風邪薬を飲んでいたこともあっていつも以上にお酒が回っていたのだろう。

ホテルに戻って寝て、まず覚えているのが12月の札幌なのに夜中に暑くて窓を開けて再び寝た。

朝方、浅い睡眠になりながらも眉毛をいじっていた。

「なんか眉毛が取れるなぁ…取れる…うん……あ!このままじゃ眉毛なくなっちゃうじゃん!」

寝ぼけながら眉毛らしきものを取っていたが、眉毛がなくなってしまうと焦って起きて鏡を見た!

すると……

なんと眉毛から顔にかけて流血していた!!

自分が寝ぼけながら取っていたのは眉毛ではなく、窓を開けて寝ていたため、血がかさぶたになろうとしているやつを取っていたみたいだ。

とにかくなにが原因で流血したのかわからないし、結構な切れ具合なので

「これは病院だ!」

と思わずフロントに「なぜか眉毛から流血していまして…この時間にやっている病院はありますか?」と聞いて、タクシーで病院へ向かい空港まで一緒に行く約束をしていた人たちにも「なぜか朝起きたら眉毛から流血していたので病院に行きますので先に行っていてください。」と連絡。

病院で結構待って診察。

「なぜか朝起きたら眉毛が切れていたのです。なぜ切れたかわからないんです。」

お医者さんには「たしかに切り傷です。縫っても良いくらいですが縫いますか?」と言われたが飛行機の時間もあるので、ガーゼなどで止血をしてもらうことに。
ただ、これから空港に行くため、いじられたくないので「あまり見た目を大げさにしない形でお願いします。」と伝えたが、空港に着くとどうしても「何事だ!?」となった。

この謎事件から右眉毛にはずっと傷がある。

原因は窓を開けるときに取っ手にぶつけたか、トイレを開けたときにドアの端にぶつけたか、または…かまいたち説もあるかもしれない。