みなさんこんにちは(^O^)/
本日もご縁に感謝です。
今回は、
久しぶりに自己啓発がテーマです。
テーマが最近固定化されてきているので、
新しい風を取り入れようと考えて、
ネットを検索していた際に、
とても心に染みる話に巡り合わさせていただいたので、
このブログにてシェアしたいと思います。
紹介するのは、
桂小金治(かつら こきんじ)さんのエピソード。
御年８８歳で、
落語家としてだけでなく、
俳優やタレント司会者としても活躍する彼が、
小さい頃に父から教えられた教訓は、
是非とも僕たちが知っておきたいものです。
以下がそのエピソードの引用です↓
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
この頃(１０歳頃)、
僕にとって忘れられない出来事があります。
ある日、友達の家に行ったらハーモニカがあって、
吹いてみたらすごく上手に演奏できたんです。
無理だと知りつつも、家に帰って、
ハーモニカを買ってくれと親父にせがんでみた。
すると親父は、「いい音ならこれで出せ」と
神棚の榊(さかき)の葉を１枚取って、
それで「ふるさと」を吹いたんです。
あまりの音色の良さに僕は思わず
聞き惚れてしまった。
もちろん、親父は吹き方など教えてくれません。
「俺にできてお前に出来ない訳がない。」
そう言われて学校の帰り、
葉っぱをむしっては一人で草笛に練習しました。
だけど、
どんなに頑張ってみても、一向に音は出ない。
諦めて数日で止めてしまいました。
これを知った親父がある日、
「お前悔しくないのか。
俺は吹けるがお前は吹けない。
お前は俺に負けたんだぞ」
と僕を一喝しました。
続けて、
「一念発起は誰でもする。
実行、努力までならみんなする。
そこでやめたらドングリの背比べで終わりなんだ。
一歩抜きん出るには
努力の上に辛抱という棒を立てるんだよ。
この棒に花が咲くんだ」
と。
その言葉に触発されて
僕は来る日も来る日も練習を続けました。
そうやってなんとかメロディーが奏でられるようになったんです。
草笛が吹けるようになった日、
さっそく親父の前で披露しました。
得意満面の僕を見て親父は言いました。
「偉そうな顔するなよ。
何か１つのことが出来るようになった時、
自分一人の手柄だと思うな。
世間の皆様のお力添えと感謝しなさい。
錐(きり)だってそうじゃないか。
片手で錐は揉めぬ」
努力することに加えて、
人への感謝の気持ちが生きていく上で、
どれだけ大切かということを、
この時、親父に気づかせてもらったんです。
翌朝、
目を覚ましたら枕元に新聞紙に包んだ
細長いものがある。
開けてみたらハーモニカでした。
喜び勇んで親父のところに駆けつけると、
「努力の上に辛抱を立てたんだろう。
花が咲くのは当たり前だよ。」
子ども心にこんなにに嬉しい言葉はありません。
あまりに嬉しいものだから、
お袋にも話したんです。
するとお袋は、
「ハーモニカは３日も前に買ってあったんだよ。
お父ちゃんが言っていた。
あの子はきっと草笛が吹けるようになるからってね」
僕の目から大粒の涙が流れ落ちました。
今でもこの時の心の震えるような感動は、
色褪せることなく心に鮮明に焼きついています。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
いかがですか
本当に感動的なお父さんですね。
「一念発起、実行、努力までならみんなする。
そこでやめたらドングリの背比べで終わり。
一歩抜きん出るには努力の上に辛抱という棒を立てる」
「何か１つのことが出来るようになった時、
自分一人の手柄と思うな。
世間の皆様のお力添えと感謝しなさい。」
エピソードの中で、
桂さんも述べていますが、
努力することに加えて、
人様への感謝の気持ちがどれだけ大切かということを教えてくれています。
本当に大切な原理を、
お父さんは桂さんに経験を通して学ばせたことに対しても、
頭が上がりませんね。
これまで僕は、
何度もチャレンジしてきたのに、
全然身にならなかったという経験はたくさんして来ました。
このブログにこんな記事を書いているからといって、
僕がそんなに強い人間でも、
とてつもなく辛抱出来る人間でもありません。
人は失敗して後悔するからこそ、
次はもう少し頑張ろうとか、
周りの人が頑張っているから、
自分も負けられないと思って継続して行き、
少しずつ辛抱する力・努力出来る力というものが付いてくるのだと思います。
この話を読んだからと言って、
唐突に辛抱力がつくはずもなく、
やはり先人に学び、
自分が置かれている状況を考慮しながら、
試行錯誤して一歩ずつ進んで行くというのが、
遠回りに見えて１番の近道であると考えますね。
とにかく根気、辛抱、忍耐と言ったもの、
辛くても続けるという力が、
世の中で成功して行くには必要だと思います。
僕は、
この原理を忘れずに、
一歩一歩着実に進んで行きたいと思います。
みなさんも一緒に頑張りましょうね
今日、
この記事に逢わせていただいたことに感謝ですm(__)m
それでは、また！
ご愛読ありがとうございます(^O^)/
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