先週木曜日に一日中ゲロゲロだったニコル。

金曜日にペットクリニックへ連れて行くと、そのまま入院になりました。

腎臓の1つがもうほとんど機能してなくて、急性膵炎も起こしてる様で、血管からの点滴で2泊3日の予定。

とても心配でした。

ビビリのニコルが入院なんて、大丈夫かしら....


面会は出来るとの事でしたので、土曜日の夕方、仕事終わってから行けばいいよね?....なんて思っていたら、ペットクリニックから電話が入っていました。

土曜日は予約がキチキチで、着信履歴を見ただけでパニックになりそうでした。

とりあえず手が空いた時に折り返すと....

点滴をしてるがオシッコが全く出ない。
このままだと尿毒症になってしまう。
吐き気は治り、ご飯を少し食べた。
腎盂炎の末期で、発作を起こすと最悪の状態になるかもしれない。

....確か、先生からはそう説明されたと思うんだけど、違うかもしれない😓


その後はもう仕事してても、心配で心配で、全て放置してすぐにでも面会に行きたい気持ちを抑えて抑えて...


やっと仕事が終わって、家に帰り、パピーと一緒に面会に行きました。

....が、その日は患者さんが多くて、なかなか面会出来ず、やっと先生の手が空き、通されました。

入院とか初めてでしたので、診察室の奥は未知の空間。

あれ、何て言うんでしょう?
入院中の動物が入ってるボックス的なお部屋。

中段あたりに茶色い大きめの猫が横たわっていました。

前足には点滴の針が抜けないように固定されたピンクの包帯が巻いてありました。

先生がドアを開けてくれると、ニコルが目を開けて不思議そうな顔してこっちを見ています。

ニコル!
大丈夫?


あれ?
おとーさんとおかーさん?
迎えに来てくれたの?


目ヤニがいつもすごいので、それを取ってあげて、体に触れると尻尾をゆっくり振りました。

起き上がる事もなく、横になったままじっとしてるニコルはとても悪い状態に見えました。

グッタリしているニコルを見たら涙が溢れてきて、不安な気持ちと、よくない事ばかりが頭によぎってしまってとても辛かったです。

3年前に亡くなった、にぃ〜なちゃんの事と重なり、すぐにでも連れて帰りたい気持ちでした。


先生は、このままオシッコが出れば、回復に向かうとの説明をしてくれて、あと一晩点滴で様子をみる事にしました。

選択肢は2つ。
今後の状態によっては、入院を続けるか、退院してストレスがなくなればオシッコも出て、元気になるかもしれない奇跡を信じるか。


涙ながらにニコルに頑張れ!のエールを送って、病院を後にしました。

運転してても涙が止まらず、ゆっくり帰りました。


明日の朝、オシッコ出て、ご飯も食べられるようになりましたよ!って、電話が来る事を祈って。


日曜日は仕事でしたので、とりあえず出て、電話の内容で途中抜けさせてもらうようにしました。

パピーは心配で土曜日の仕事を日曜日に延期してもらったので、お迎えには行けないので、私が行く事になりました。


しかし。

待てど暮らせど電話が来ない....

昨日は9:20頃だったから、日曜日の受付はいつもより30分遅いから9:50頃かな〜?

スマホをポケットに入れて、すぐに出られるように持って歩いて。

しびれを切らして11時にこちらから電話しちゃいました。
ニコルの様子を伺うと....
看護師さんが、あまり状態は変わらない事と、先生から説明の電話を折り返す、って事でまた待つ事約2時間。

やっとスマホが鳴り、先生からの説明を受け、オシッコは出てない事と、いろんな数値が変化して、その度いろんな投薬をして下さった経緯を話され、もう少し入院を勧められたのですが、連れて帰りたいと言いました。

仕事はそのまま上がらせてもらって、お迎えに行き、最後の点滴を全部入れてもらい、血管の中に入ってる針をいれる管も抜いてもらって、退院しました。

本当はその後も通院する場合を考えて、管だけ抜かない方法もあったのですが、もうビビリのニコルを病院へ連れて行く延命治療はしないと決めていました。


覚悟をしなくてはいけない状況と勝手に人間は思っていましたが、ニコル自身は生きる事を諦めてはいませんでした。


家に帰ると、なかなかキャリーバッグから出て来なくて、そろりそろりとやっと出てきたと思ったら、テーブルの下でコテッと横になりました。

その後、端っこを移動しながら、もたれる様に寝て、お風呂場の脱衣所と洗面所、トイレの前、階段の下などの隅っこに寝ていました。

トイレに連れて行きましたが、オシッコは出なくて、パピーは優しく腰パンをしてあげたり、私は肉球マッサージ、たくろーとあぱたんはいい子いい子をしてあげたり、やっぱりお家に居た方が皆んなの愛情を受けられて良かったのかな〜


いつもは2階の私達のベッドの足元あたりの上で寝ていたニコルですが、さすがに階段を上がる体力もなく、この晩から私のリビングのソファベッドで寝る生活が始まりました😅

時々ニコルの様子を見に行き、お水を少しとウェットフードを少しだけペロッと舐めました。

夜中の12時を少し回った頃、ムクッと起き上がりトイレへ向かうニコルの姿を見て、確認しなくちゃ!と近づくと、全く的を外してOB(笑)
ジャージャーと床にたっぷりオシッコをしてくれました💧
でも、とても喜ばしい事だったので、いっぱいいっぱい褒めてあげました!

にぃ〜なの時みたいに、悪い方へと考えてしまって、諦めかけてたけど、きっと元気になる!って希望が見えてきました。

頑張れ!ニコル‼️


つづく