今日はお墓参りに行って参りました。

確か....13年位前にお亡くなりになったパピーの後輩のT君のお墓参りに....ずっと行こう行こうと思っていたのに、なかなか行けなくて....

ここ数日、なんとなく呼ばれるかのような?
とても気になるその地区のワードが、パピーにも私にもやたらに飛び込んで来る感じで。

決してT君の事を忘れていた訳ではなく、いつかお参りに行こうね、と時々話をしていました。

同じ東京ですが、我が家は西、T君の眠る墓地は東。
その霊園の名前も知っていましたが、果たして彼の眠るお墓の場所がわかるのかな?
ご家族とご一緒に案内してもらわないと行けないんじゃないのかな?なんて、先延ばしにしていました。

本当にごめんなさい。



まだ35歳の若さで旅立ってしまったT君。

何年かの闘病生活の末、お母様に看取られての最期でした。

落ち着いた頃にお母様からお手紙を頂き、お墓の場所も教えて頂きました。

お手紙の最後に「息子を忘れないで下さい」と書かれていました。

今でもその言葉は心に残り、お母様の事を思うととても辛くなりました。


先日、急に思い立って、その手紙が入ってる引き出しを開け、もう一度読み返し、霊園の場所をネットで調べました。

そんなに大きくない霊園なので、きっと端から探して行けば見つかるんじゃない?って。

パピーよりも私の方が熱心に調べていたので、パピーにその霊園を検索するように名前を知らせると....

バタバタとタブレットを片手に涙ぐみながら階段を降りて来て....

「この前までやってた現場から、すぐ近くだよ」



偶然かもしれませんが、すごく近くまで行っていたのって、とても不思議でした。

まさかと思いますが、もしかしたら?何かの力がそうさせていたのかな?....って。


お亡くなりなったのは冬でしたので、命日でもお彼岸でもお盆でもないけど、一日も早くお墓参りに行こうと言う事で、今日は雨予報で迷ったけど思い切って行く事にしました。


首都高も空いていて、かなり早く着いてしまい、きちんと管理されてる霊園はまだ入れませんでした。


お線香は用意していったのですが、途中でお花を買う為あちこち探して、やっと見つけて戻ったら、時間的にちょうど良かったです。

霊園の係の方にお墓の場所を教えて頂き、やっと12年半経って、お参り出来ました。

月命日が近かったので、まだお花がお供えされていました。

きっと、毎月お母様がお参りしてらっしゃるのでしょうね....

子供を亡くす悲しみは、それはそれはお辛かった事と思います。




以前、お見舞いに行ったパピーにポツリ言ったT君の一言....

「みんな、頑張れ頑張れって言うんだけど、これ以上どう頑張ればいいんすかね?」


それ以来、むやみに頑張れと言えなくなったパピー。




今日は随分と長い時間、手を合わせていました。



こんなに長い年月がかかってしまって、本当にごめんなさい。

T君のお母さん、忘れてませんよ〜
またお参りさせて頂きますね!



今日は、なんだかとても穏やかな気持ちになれた一日でした。