「人生自古誰無死 留取丹心照漢青」

古来より人は誰もが死ぬ。忠誠を尽くして歴史を光照らしている。


…簡単に言うとこんなニュアンスだそうです。

日本語ではなかなか説明が難しいらしいですが・・・。


これは宋の忠臣で、宋が滅んだ後も宋への忠誠心を貫いた、文天祥(客家出身)の辞世の句だそうです。


ミュージカル「客家」ではこの辞世の句は出てこなかったのですが、客家についてバイトの鍾さんに話を聞いたら、これを教えてくれました。


先日から客家ネタが続いておりますが・・・・笑



それほど、ミュージカル「客家」素晴らしい舞台でした。

私も、もっともっと観たかったですし、観ていない方にも観て欲しい作品でした。

再演か、NHKで放送して欲しい!!!

兵庫公演たったの3回なんて少なすぎます~~。


「客家」の主人公、文空祥(ぶんくうしょう)は、架空の人物です。

宝塚出身の水夏希さんが主演なので、あてがきなのですが、これがもう、本当に水さんにぴったりな役でした。

文空祥は、文天祥の妹・・・という設定でした。


文天祥という方は、実在した人物です。

私、恥ずかしながら、まったく知りませんでした。

うちのバイトの鍾さんによりますと、中国人なら、誰でも知っているそうです。

(辞世の句も)

宋の皇帝理宗の忠臣。

宋が完全に滅亡した後はクビライにモンゴルの臣となるよう説得されますが、理宗への忠義心を捨てず、「正気の歌」を詠んだ。

この、「正気の歌」、調べて読みましたが、すごく感動しました。


なんだか、調べれば調べるほど、客家の世界に引き込まれますね~~。


中国の歴史を勉強するのは、あまりに膨大で大変なのですが、こやって物語を通じて、少しでも理解できたのは楽しかったです。

(三国志も一時はまりましたね~)


でも、もう終わっちゃったので・笑

これくらいにしたいと思います♪


「客家」の世界は本当に楽しかったです!!!