門下の方から「今頃の季節の和菓子です。
お荷物になって恐縮ですが、是非お召し
上がりください」との嬉しいおことばと
ともに箱入りのお菓子をいただきました。
帰宅後、包みを開けて見ると、かわいらしい
桃色の箱には「初かつを」と記されています。
中に入っている説明書には、「本品は慶長年間、
尾張徳川家の藩祖、徳川義直公が名古屋城へ
入府される際、本家桔梗屋が駿河の国(静岡)
より隨(つ)き従って名古屋へ登り、徳川家
御用達を数代つとめていました。その後、
安政年間より美濃忠において引き続き謹んで
製造致して参りました」とあります。
お菓子の表面は、美しい縞模様で、しかも、
袋の中に入っている糸を二重にして撚って
切ると、断面にも切り身の模様が現れて、
何とも風雅なお菓子です。
材料は、砂糖・米粉・葛粉・小麦粉が用いら
れ、まろやかでほのかな甘みのある美味しさ
で、5月下旬まで販売されているようです。
季節のお菓子の楽しさと、季節限定の品を
準備くださる門下の方のおこころに感謝いた
します。



