6月といえば、アジサイの季節です。
「あづ」は「集まる」、
「さ」と「あい(藍)」が約されて「さい」、
つまり青い小花が集まって咲くことを意味した
「集真藍(あづさあい・あづさい)」が転じて
「アジサイ」と呼ばれるようになったようです。
アジサイは、細かく分けると2000種類にも及ぶ
と聞きます。
また、アジサイは萼(がく)が4枚あること
から死を連想させる、死者に手向ける花、葉に
毒素が含まれているので庭から遠ざける花など
とされていたこともあるようですが、現在は、
手入れが簡単で見た目にも美しいことから多く
の人に愛される花といえましょう。
ところで過日、友人から「子どもの頃から、
ガクアジサイが好きだった」と聞き、理由を
尋ねると「小さな花々の周りを額縁のように
花が咲いている姿がかわいらしいと思って」
と答えてくださいました。
皆様はどの種類のあじさいがお好きですか。